東都開幕、ドラフト候補・九里亜蓮投手が6回途中6失点で降板

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 東都大学リーグが開幕し、3季連続優勝中の亜大が青学大との開幕戦に臨んだ。王者として君臨した東洋大が昨秋に2部降格と一瞬の隙も与えないリーグ戦が始まった。

 亜大の先発は今年のドラフト上位候補・九里亜蓮投手。最速147km/hの速球と正確なコントロールで打たせて取るピッチングが持ち味の投手で、昨秋は防御率0.50で1位に輝いた投手。

 しかしこの日は2回に最速144km/hを記録するとキレの良い変化球を中心に、5回2/3を投げて10三振を奪うなど昨年とは違う投球スタイルを見せた。しかし初回にホームランを浴びると、球数が100球を超えた6回は3連打で2失点後、青学大の佐野力也選手に逆転の2ランホームランを浴びて6失点、マウンドから降りた。

 九里投手は「走者が出てから粘れなかった。負けたのは自分の責任です」と話すと、生田監督も「これまで1戦目で投げた経験がない亜蓮は、力が入って独り相撲でした」といつもの打たせて取る投球スタイルではなかったことを指摘した。

 ドラフトの年という事もあり、大エース・東浜巨投手の穴を埋めなきゃ、という思いもあったりと大変な登板だったと思います。まあこれからでしょう。

 またこの試合では亜大で昨年大阪桐蔭の春夏連覇の主将・水本弦選手が5番レフトで出場し4打数2安打を記録した。また九里投手のリリーフで同じく1年生の諏訪洸投手が登板し1回1/3をノーヒット2奪三振と好投した。諏訪投手は下妻二高校時代に、小柄ながらキレの良いストレートを投げプロから注目された。

 4季連続Vを狙う亜大は、今秋ドラフト上位候補の147キロ右腕・九里亜蓮(くり・あれん、4年)が10三振を奪いながら2被弾し、6回途中6失点で青学大に逆転負け。黒星発進となった。12季ぶりに1部復帰した専大は、ドラフト候補のエース・山田智弘(4年)が2失点完投も打線の援護がなく、駒大に競り負けた。

 

 白球の行方をぼう然と見送った。2点リードの6回だ。亜大のエース・九里は3連打で同点とされ、なお2死三塁。佐野力也に内角直球を左翼席に運ばれ、痛恨の勝ち越し2ランを浴びた。自身初の開幕投手だったが「走者が出てから粘れなかった。負けたのは自分の責任です」とうなだれた。

 

 スタミナに課題を残した。初回から毎回三振を奪い、2回には最速144キロをマーク。計10三振を奪ったが、球数が100球を超えた6回は制球が甘くなった。今季は3季連続Vを支えた東浜巨投手(現ソフトバンク)が卒業し、絶対的エースが不在。生田勉監督(46)も「4年間、投げたエースがいないわけだから(リーグ戦の)2か月で成長してほしい」と日米ハーフ右腕に期待した。「負けの責任を感じながら、これからしっかり投げていきたい」と九里。悔しさは次のマウンドで晴らすしかない。

亜大・九里6失点KO、監督「独り相撲」/東都  - サンケイスポーツ:2013/4/9

 東浜(ソフトバンクD1位)の後継エースとして期待される九里が先発し、六回途中8安打6失点で降板。「これまで1戦目で投げた経験がない(九里)亜蓮は、力が入って独り相撲でした」と生田監督も肩を落とした。九里は最速143キロ、10三振を奪いながらも佐野に直球を左翼席に運ばれるなど6失点の敗戦に「粘って投げなければいけないのに、反省材料ばかりです」と唇をかんだ。

青学が逆転で優勝候補の亜大を撃破  - デイリースポーツ:2013/4/9

 大阪桐蔭の08年夏の甲子園優勝メンバー。亜大では、藤浪(現阪神)らと同期で昨年春夏連覇した水本が、新人ながら先発出場していた。2安打デビューの後輩を「いきなり打って『スゲェ、マジかよ』と。やっぱり藤浪世代の方が上かなと思った」と持ち上げつつ、勝利を呼んだのは自身の一打。水本を「ヒットは出たけど、負けて後味が悪い」と悔しがらせた。

 

 2年秋には21安打を放ったが、昨秋は打率・182。チームも5位に沈んだ。「最高のスタートを切れた」と佐野。目標の3割&20安打、そして14季ぶりのVへ、希望の膨らむ開幕戦となった。


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