国学院大・吉村貢司郎投手が8回10K、巨人スカウト「球持ちがいい」

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東都リーグでは148キロ右腕の国学院大・吉村貢司郎投手が8回1失点10奪三振の投球を見せ、巨人のスカウトが高く評価をした。

投げ方、球持ちがいい

吉村貢司郎投手は日大豊山出身の183cmの右腕で、これまで最速は148キロを記録、試合ではだいたい142キロ前後のストレート投げる。本格派右腕として今年のドラフト候補に名前が挙がっている。前週の立正大とのカードでも1戦目にエースでドラフト候補の横山楓投手が勝利し、2戦目にこの吉村投手が先発して6回を3安打4奪三振2失点と安定して勝利を挙げている。

今週は東洋大とのカードで、初戦は横山投手が落として迎えたこの日の2戦目、吉村投手は序盤はストレートが144キロを記録、スライダーも低めに決まり4回まではノーヒットピッチングを見せる。それでもだんだんとストレートが高めに浮くようになり、中盤はピンチも迎えた。それでも「自分の中で三振を取ろうと思った」とフォークを駆使して10個の三振を奪った。結局8回を投げて5安打10奪三振1失点で東洋大をねじ伏せ、2勝目を挙げた。

吉村投手はプロ志望を口にしているが、この日は巨人などのスカウトが視察し、巨人の青木スカウトは「投げ方、球持ちがいい」と評価した。しっかりとタメがあり、無理なく上から投げ下ろし、リリースも踏み出した足のつま先付近で安定をしている。角度がありラインの見えるストレートと、スライダーも右バッターの外角低めに投げて空振りを奪える。

横山投手、吉村投手の2枚看板でリーグ戦の優勝を勝ち取り、そして秋のドラフト会議では共に笑顔を見せられるか。楽しみに待ちたい。

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終盤の七、八回にはピンチを迎えたが、「自分の中で三振を取ろうと思った」とフォークで東洋大打線のバットに空を切らせた。毎回の10奪三振。視察した巨人・青木スカウトは「投げ方、球持ちがいい」と評価した。プロ志望で勝負となる大学ラストイヤー。同期でともにプロから視線を受ける横山楓投手(4年・宮崎学園)とともに二本柱でチームを支える。

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