亜細亜大の3年生コンビ・野中翔太選手と虎谷貴哉選手がアベックアーチ

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東都リーグの亜細亜大は、3年生の4番・野中翔太選手と、5番・虎谷貴哉選手がアベックアーチを見せ、立正大から勝ち点を奪った。

右のスラッガーコンビ

この日、4番DHで出場した野中翔太選手は、182cm93kgの右のスラッガーで、佐賀商時代にも豪快な打撃を見せて高校通算34本を放ち、プロが注目していた選手。また、5番ファーストで出場した虎谷貴哉選手も、星稜高校で高校通算30本塁打を打ち、強肩のショートとしてプレーしていた。

しかし大学に進学してからは、頓宮裕真選手などのレギュラー陣の分厚い壁を破れずに、昨年秋まで2年間はともにリーグ戦に出場はなかった。

頓宮選手や正随優弥といった右の大砲が抜けた今年、いよいよこの二人がリーグ戦に出場をすると、この日の立正大戦では2回に野中選手がホームランを放つと、4回には虎谷選手が2ランホームランを放った。野中選手は「やっと出た。両親に報告したい」と話すと、虎谷選手は「勝ちにつながって素直にうれしい」と話した。

また虎谷選手はファーストで出場をしているが、4回と6回にスクイズを素早く処理してホームでアウトにする守備を見せた。この活躍に生田監督も「新しい戦力が結果を出してくれた。野中は自信につなげてくれれば。虎谷は努力してチャンスをつかんだ」と喜んだ。

長打力の野中選手、そして虎谷選手は守備の面でもまだ可能性を秘めている。今年と来年にどんな活躍を見せてくれるか、そして来年のドラフト候補として注目される選手になるかを期待したい。

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一塁守備では4、6回にスクイズを素早く処理し、本塁で刺す好プレーを見せた。星稜時代は遊撃手で主将を務め、通算30本塁打。大学進学後、ようやくつかんだチャンスを生かし「勝ちにつながって良かった。守備も準備ができていた」と胸を張った。

亜大の4番・野中と5番・虎谷がリーグ戦初本塁打。二回に先制ソロを放った野中は3試合目の4番起用に応える一発に「やっと出た。両親に報告したい」と笑顔。虎谷は四回に2ランを放ち、「勝ちにつながって素直にうれしい」と喜んだ。

生田勉監督(52)は「新しい戦力が結果を出してくれた。野中は自信につなげてくれれば。虎谷は努力してチャンスをつかんだ」と喜んでいた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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