この春に最速150キロを記録した中京大の伊藤稜投手が、愛知大学リーグの開幕戦、東海学園大戦に先発し、7回8奪三振無失点の好投を見せた。
7四死球
伊藤稜投手は178cm86kgの左腕投手でこれまで最速は148キロだったが、3月に行われたオープン戦で最速150キロを記録していた。
この日は7四死球を与えるなど制球に苦しみ、半田監督も「こんな伊藤を見たことがない」と話す内容だったが、それでも145キロのストレートと変化球をなんとか低めに集め、6回2アウトまでヒットを許さなかった。伊藤投手は「調子はよくなかったですが、カットボールが三振を取りたいところで決まってくれた。球の勢いはあったと思います」と話した。
この日は6球団のスカウトが視察し、中日は編成部長も視察をしている。中日・松永編成部長は、「左のパワーピッチャーでプロにもいないタイプ。希少価値は高い」と話すと、同じく中日の清水スカウトも「兼ね合いもあるが、上位で指名するところもあるのでは」と上位候補として評価を示した。
このオフに下半身を鍛えて球速が増した。「150キロ台に乗せられたことが自信になった。早川さんみたいにドラ1、上位でプロにいけるように練習していきたい」とドラフト上位指名を目指し、これからも素晴らしい投球を見せてくれそうだ。
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スタンドからは6球団のスカウトが集まり、中日の松永編成部長は「左のパワーピッチャーでプロにもいないタイプ。希少価値は高い」と語ると、清水スカウトも「兼ね合いもあるが、上位で指名するところもあるのでは」と高評価する。
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