法政大・篠木健太郎投手が8回5安打8奪三振無失点、155キロを記録

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東京六大学では最速157キロの速球を投げ、来年のドラフト1位候補として注目される法政大の篠木健太郎投手が先発し、慶応大を8回5安打8奪三振無失点に抑える力投を見せた。

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ワインドアップにこだわり

慶応大2回戦に先発した篠木健太郎投手は、最速155キロを記録し、38球が150キロ超を計測する圧倒的なスピードボールを投げ、慶応大打線を8回まで5安打8奪三振無失点と圧倒した。「試合を通して自分のストレートを投げ続けることができた。去年から組み立てを意識して取り組んできた。真っすぐで押せていたと思います。」と話した。

スタミナも十分で、「8回が勝負所だったと思ったので、もう1回ギアを上げられたのが良かった」と話し、終盤に再度ギアを入れて無失点に抑えきった。

篠木投手は最近では珍しく、振りかぶって投げるワインドアップのフォームを続ける。「自分の中で好きというか、こだわりがある。そこは変えないように投げています。人とかぶるのが嫌い。投手として唯一無二というか、篠木という投手になる。篠木といえばこれというものがあった方がいい」と話す。

それでも、昨年は二段気味のモーションだったが、加藤監督から「二段じゃなくて一段の方が合うんじゃないかと話しを受けた。僕としてもポイントをつかめば二段も一段も変わらない。加藤さんの意見を生かした形です」と、フォームを変えることには柔軟に対応をしている。

ただ速い球を投げるのではなく、自分をしっかりと持っている篠木投手は、実にプロ向きの投手と言える。来年のドラフト1位候補として非常に魅力がある。

この日は篠木投手が降板すると、慶大打線が後続の投手を攻略した。圧倒的な力のある投手が先発すると、それ以上の力を持つ投手がいないため、リリーフした投手が打たれてしまうことは少なくないが、9回に3点を失って逆転負けを喫した。篠木投手は「明日もしっかり投げる準備をしたい。最後にチームが勝っていればいい。そこに貢献できるように頑張ります」と話した。

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衝撃の150キロ超38球で快投 法大・篠木健太郎「唯一無二、篠木という投手になる」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 法大は2―0で迎えた9回に2番手左腕・吉鶴が3失点で逆転負けを喫した。これで1勝1敗となり、あす10日の第3戦で慶大と勝ち点獲得を争う。
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