駒沢大で150キロ右腕・松村青投手が、BCリーグの神奈川フューチャードリームスからNPB入りを目指す。
「野球をやめようかなと思った」
松村青投手は182cmの右腕投手で、向上高校時代から長身から投げ下ろす140キロ超のストレートが注目されていた。
駒沢大に進学すると1年春にリーグ戦で登板し、2年秋には1部6位で入れ替え戦となるも、2部1位の専修大の菊地吏玖投手(2022年千葉ロッテドラフト1位)、西舘昂汰投手(2023年東京ヤクルトドラフト1位)との投げ合いを制し、1部残留を果たした。
3年春には10試合に登板し、防御率2.70を記録するなど駒大のエース格として登板していたが、3年秋以降は登板がなくなった。故障ではなく「調子を崩してしまって、野球を辞めようかなとも思った」と話すほど、投球フォームの試行錯誤を繰り返すほど本来の投球がわからなくなってしまい、球速も130キロ台に低下したという。
4年時には球速も140キロ台に戻り、東都リーグ2部で迎えた秋の東洋大との最終戦には約1年ぶりのベンチ入りをした。登板はなかったものの「ある程度スタート地点には戻ってきたのかな」と話し、投球フォームも「オーソドックスなフォームになりました」と笑顔を見せる。
社会人野球でのプレーも考えたが、最終学年に公式戦登板が無かったことから断念した。それでも、「やっぱり諦めきれない」と独立リーグのBC神奈川へ入団することを決めた。
下級生時代の活躍と上級生時代の苦しさ、両方経験したことは今後に役立つと信じて、独立リーグで150キロの速球を見せて来年のドラフト候補として見たい。
駒澤大学のドラフト候補とみんなの評価
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「野球を辞めようかとも思った」戦国東都で鍛えられた駒大・松村青はBC神奈川からNPB目指す - アマ野球 : 日刊スポーツ
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