オリックスは1位指名を決められるか

海野隆司, 森下暢仁, 河野竜生, 佐々木朗希, 奥川恭伸, 石川昂弥

オリックスは前日のスカウト会議で1位指名候補を4人残し、「明日決めましょう」と結論の出ない会議となってしまった。福良GMは、当日まで決まらないと悩ましい表情を見せた。

最終的に誰を選ぶか

前日のスカウト会議では1位指名候補は、4人どころか候補は8人が残っているという。その中で、3,4人を有力候補としたというが、他の4,5人を外しきれない所に、日本の会議的なものを感じさせる。

オリックスは野手がリーグ最低となっており、福良GMも野手の補強を強調している。しかし、今年の候補で目に入るのは星稜の奥川恭伸投手と大船渡の佐々木朗希投手、明治大の森下暢仁投手など、チームに入ってもエースになりそうな投手だった。現場の監督だったら、ドラフト候補の選手をそれほどしっかりと見る機会はないから、チーム状況を見てある程度客観的に選ぶことができるかもしれない。しかし、実際に自分で足を運び、目で見ると捨てがたさが残ってしまう。「いいところがあるだけに難しい」と話し、GMとしての難しさを感じさせる。

それでも今日の17時のドラフト会議までに1位指名選手を決めなければならない。期限が決まっているという事は、それまでに決めなければならず逆にありがたいのかもしれない。

福良GMは「よそは関係ない。うちの中でどうするかということ」と話すが、おそらく残った8人、その中で有力とした3,4人については同じような高い評価となっているだろう。その中での判断材料としては、指名でどのくらいの重複になるか、または補強ポイントを優先するという事になる。

佐々木投手には公表しているだけで3球団、他に福岡ソフトバンクが指名の可能性があり、オリックスが参加すれば4,5球団の重複。奥川投手は公表は1球団だけだが巨人の1位指名が有力となっており、阪神・DeNAも指名に加われば多くて5球団の重複となる。

福良氏は監督時代に確実に取れる投手を求め、山岡投手や田嶋投手を獲得してきた。こうした状況で頭に上がってくるのは明治大の森下投手となるが、こちらも広島が公表し、DeNA,阪神の指名の可能性があって最多で4球団と同じような状況。

補強ポイントを考えると、かねてより「右の大砲が欲しい」と左の吉田と双璧となるスラッガーの獲得を目指す。昨年は2位で右のスラッガー頓宮選手を指名したが、石川昂弥選手という選択肢も入ってくる。さらに、今年は伏見選手のケガで若い若月選手などを起用していたが、捕手についても層の薄さを見せた。そこで今年の候補を見ると、東海大の海野隆司選手が、すぐにでもマスクを被りそうに見えてくる。そして左の先発も課題の一つで、JFE西日本の河野竜生投手は1年目からローテーションに入ってきそうだ。

石川選手には中日が1位指名を公表し、東北楽天も指名の可能性があり多くて3球団の重複となる。海野選手は巨人などが外れ1位に名前が挙がり、河野投手は中日、阪神、広島、西武などが外れ1位に挙げており、単独指名は可能とみられるが外れ1位では再び抽選となる。

こうした状況で消去法で海野選手や河野選手の指名となるか、または、どうせ重複して、外しても海野選手に入札ができると判断すれば、最も高く評価する佐々木投手の指名という事になる。

17時から始まるドラフト会議で、オリックスの福良GMが入場するときに、すっきりとした顔で入場してくるか注目したい。

オリックスはこれ以外に2位指名では星稜の山瀬慎之助捕手や近大の谷川刀麻選手など、また右の大砲候補としては井上広大選手はT-岡田選手の後輩になるが、視察情報などではあまり名前が挙が手って来ておらず、視察情報からはJR東日本・太田龍投手や、日本製鉄広畑の宮田康喜投手や和歌山東の落合秀市投手、有明の浅田将汰投手など、右のスケールの大きな投手が挙げられている。

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