秋季高校野球関東大会は、木更津総合の越井颯一郎投手が、帝京三を2安打完封した。
危なげなし
越井颯一郎投手は、序盤から常時140キロ前後の速球を投げると、2回にはこの日最速の142キロを記録する。その打者を死球で歩かせ、ヒットでランナー2人を背負ったが、後続を討ち取る。この日はこれが唯一のピンチらしいピンチだった。
その後も「ヨイショ」と声を挙げながら投げられるストレート、そしてスライダーが決まる。完全に相手打者を見下ろす投球でどんどんストライクを奪っていった。途中から雨が強く降る場面もあったが制球を乱さず、9回も3人で打ち取りマウンド上でガッツポーズをした。
「自信を持って投げられた。1イニングごとにしっかり無失点で切り抜けた結果だと思います」と話し、「一番良かった。カウント球でも決め球でも使えた」とスライダーが良かったと話した。9回2安打7奪三振1死球の見事な完封勝利だった。
五島監督も「よく投げてくれた。経験を積んで、落ち着いて投げられるようになってきた。関東大会は、どこも強豪のチーム。あまり打てないと思っていたので、そんなにピンチもなく、よく無失点で抑えてくれた」とエースを褒めた。
次戦はこの日、花咲徳栄から18安打9得点の東海大相模が相手。勝てばベスト4入りし、センバツ出場が濃厚となる。

木更津総合(千葉1位)が帝京三(山梨2位)を破り、準々決勝へ駒を進めた。エース右腕・越井颯一郎投手(2年)が116球を投げ、2安打完封。「自信を持って投げられた。1イニングごとにしっかり無失点で切り抜けた結果だと思います」。この日最速142キロの直球に「一番良かった。カウント球でも決め球でも使えた」というスライダーを織り交ぜ、相手打線を封じ込んだ。
先発の越井颯一郎投手(2年)が、被安打2の7奪三振で完投。五島卓道監督は「よく投げてくれた。経験を積んで、落ち着いて投げられるようになってきた。関東大会は、どこも強豪のチーム。あまり(打線は)打てないと思っていたので、そんなにピンチもなく、よく無失点で抑えてくれた」と話した。
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