秋季高校野球関東大会では、143キロの速球を投げる花咲徳栄の金子翔柾投手が、試合前にブルペンで腰を痛め、そのまま先発をしたものの、2/3回で5失点し降板した。
明らかに様子がおかしく
期待感を持って見られていた金子翔柾投手だったが、打たれても打たれてもカーブしか投げず、不調が認められた。試合前にブルペンで腰を痛めていたという。
岩井監督は「金子は、せっかくこの日のために準備をしてきたのに、かわいそう。全然ボールがいかないから、どうしたんだろうと聞いたら、腰がと。初回の5失点で、すべて狂った」と話した。
その後は、左腕の熊倉投手が投げ、7回1/3で14安打を許したものの、それでも許した得点は4点と粘ったが、4-9で敗れてセンバツ出場は絶望となった。金子投手は「気持ちは入っていた。レベルアップして、練習に取り組みたい」と話した。
雨が振ったりやんだりで、試合開始前に新しい砂を入れる中で行われた試合だったが、両チームともに試合前のノックから精細を欠いていたように思える。昨年のように花咲徳栄なら味谷大誠選手や浜岡陸選手、東海大相模なら大塚瑠晏選手や柴田疾選手というような目に留まるプレーヤーはいなかった。
花咲徳栄は毎年、有望な選手が入ってくるチームなので、来年には大きく変わったチームになっているかもしれない。
先発のエース右腕、金子翔柾投手(2年)が試合前のブルペンで腰を痛め、本調子ではないまま先発マウンドへ。2/3回を被安打4、失点5(自責4)で降板した。岩井隆監督は「金子は、せっかくこの日のために準備をしてきたのに、かわいそう。全然ボールがいかないから、どうしたんだろうと聞いたら『腰が…』と。初回の5失点で、すべて(試合のプランが)狂った」と話した。
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