早稲田大のドラフト候補右腕・西垣雅矢投手が、東大戦で9回5安打14奪三振の投球を見せて完封した。
最後までいかせてください
秋開幕の立教大戦で7回で7安打3失点と結果を出せず、「夏場、球が速くなって勘違いしてました。もう1回、力みをなくして、コントロールをつけようと」と、この日は少し脱力して、沈む球を有効に使い三振を奪った。
球数も多くなり、7回終了時に118球を投げていて小宮山監督から交代を打診されたが、西垣雅矢投手は「最後までいかせてください」と話した。8回、9回も無失点に抑えて完封した。
これがドラフト会議前の最後の登板となる。西垣投手のプロ入りへの意地の投球だった。「あとは、もうどうしようもない。1週間かけて法政戦へ準備します」と話し、ドラフト会議前にやることはすべて終わり、ドラフト会議後の12日、13日の法政大戦に目を向けた。
動く球を駆使する西垣投手に興味を示す球団もある。報徳学園時から注目された184cmの大型右腕投手が指名されるか注目したい。
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原点に戻った。「夏場、球が速くなって勘違いしてました。もう1回、力みをなくして、コントロールをつけようと」。開幕の立大戦は7回7安打3失点で敗戦。この日は、自身のスタイルを思い出した。初回こそ先頭から2四球を出したが、後続を断つと、2回からは危なげなかった。ネット裏のスカウト陣へ最後のアピールを終えると「あとは、もうどうしようもない。1週間かけて法政戦へ準備します」と前を向いた。
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