青山学院大とオープン戦を行った横浜商大は、最速154キロの速球を投げ来年のドラフト候補の飯田琉斗投手が、3回を2安打無失点に抑えた。
思うような投球ではなく
結果的には3回2安打無失点と抑えたものの、この日はストレートが143キロ止まり。習得を目指しているフォークボールを試したが思うように投げられず、「思い通りの投球内容ではありませんでした。課題をつぶせませんでした。反省です」と話した。
それでも相手の打者が速い球を投げてくると意識する中で、得意のカーブが冴え、引き出しも持っている。飯田投手はカーブの他、チェンジアップなど緩い球で緩急を使う投手で、リーグ戦では昨年に主戦として登板し、43回1/3を投げて防御率3.32、46三振を奪った。秋も3勝4敗を挙げている。
今年は春のリーグがなくなる中でパワーアップに成功し、秋のリーグ戦では自己最速の154キロを記録した。一方で成績は2回1/3を投げて7つの四死球を与えて自責点4など、投球のバランスを崩している。
まずは強くなった体をアジャストし、ベストなフォームを掴むのが現在のテーマだろうか。その上でフォークボールなど速い系の変化球を習得すれば、さらに投球の幅が広がる。
来年春に150キロ級の球で、面白いように空振りを奪える飯田投手の姿を見たい。
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プロ注目の横浜商大・飯田3回0封もフォーク試せず – アマ野球 : 日刊スポーツ 2020/12/6
点は与えなかったが「思い通りの投球内容ではありませんでした」。習得中のフォークをテーマに臨んだが、ボールが先攻。カウントを整えられず、1球も試せなかった。「課題をつぶ
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