横浜商大のドラフト候補外野手・宮崎海選手が４安打１本塁打、２球団視察し楽天が評価

横浜商大が白鴎大とオープン戦を行い、プロ注目の外野手・宮崎海選手が１本塁打を含む４安打を記録し、視察した楽天スカウトが評価した。

オープン戦で５割キープ

宮崎海選手は愛工大名電出身の外野手で、180cm80kgの体もあり、高校時代は20本塁打を放つスラッガーとして注目された。大学でも3年生の昨年に4番を打ち、横浜市長杯でホームランを放ち、中日のスカウトが評価をしていた。

この日の白鴎大戦では3番センターで出場すると、9回に左中間にホームランを放つなど4打数4安打1打点を記録し、盗塁も一つ決めた。これで今年2月16日からのオープン戦は23打数12安打2本塁打3打点と打率5割以上を記録している。

この宮崎選手には1月5日の初練習時に北海道日本ハムのスカウトが訪れるなど注目されており、この日も2球団が視察、東北楽天の部坂スカウトは「広角に打ててパンチもある」と評価した。

昨年は大学生外野手として西川史礁選手が千葉ロッテにドラフト1位で、渡部聖弥選手が埼玉西武にドラフト2位で指名されたが、今年や大学生野手のドラフト候補がやや少ないこともあり、宮崎選手も現時点でドラフト3位から更に上の順位で指名される可能性もありそうだ。

このまま高調を続けて春のリーグ戦で本塁打、打率、打点で好成績を残し、春の時点でドラフト上位候補という印象を定着させたい。その後に侍ジャパン大学代表合宿なので存在感を見せて行きたい。