オリックスのドラ2ルーキー・頓宮裕真選手がホームラン、その他のルーキーも活躍

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オリックスのドラフト2位ルーキー・頓宮裕真選手が、東北楽天との練習試合でバットを折りながらホームランを放った。オープン戦でも各球団のルーキーが活躍を見せている。

バット折りながらホームラン

唯一オープン戦ではなかったオリックスvs東北楽天の練習試合、オリックスのドラフト2位ルーキー・頓宮裕真選手が6番サードで出場をすると、7回1アウト1,2塁の場面で、東北楽天の美馬選手のインコースのショートに詰まりバットにヒビが入ったが、打球はレフトスタンドに届いた。

頓宮選手は「打った時は俺が感触がありましたけど、あんなに飛ぶとは思わなかった」と話し、また西村監督は「バットを折りながらうまく打ちました。1軍で投げる投手から打ったことは評価しないといけない」と話した。そして実戦10試合で29打数8安打10打点、2本塁打の活躍をしているルーキーに「これだけのものを見せてくれると、十分チャンスはある」と話し、開幕スタメンも考え始めているようだ。

小園選手は2塁打

広島のドラフト1位ルーキー・小園海斗選手は、埼玉西武戦で4回から4番ショートに入ると、1打席目はセカンドライナー、そして8回に第2打席目では埼玉西武の左腕・斉藤大将投手からライトのフェンス直撃の2ベースヒットを打った。

昨年夏の甲子園でも3本の2ベースヒットを打ち、2ベースヒットは小園選手の代名詞と言える。しかも、左からの角度がある斉藤投手からのヒットで価値は高い。「シュートしてきた内寄りの球でした。外角に目付けしながら対応できた。中々、経験できないような投手。プロの打席に慣れてきたのもあると思います」と話し自信を見せた。

その他のルーキー

千葉ロッテの藤原恭大選手もこの日、5回に中日・山井投手からセンター前にヒットを打つと、9回には中日の鈴木博投手の151キロのストレートを強烈にセンターにはじき返した。センターフライになったものの、打球の強さが出てきている。このまま打ち続ければホームランも出てきそうだ。

横浜DeNAのドラフト2位ルーキー・伊藤裕季也選手も3回から宮崎選手に代わって3番サードに入ると、6回1アウトの場面で日本ハムのバーベイト投手の初球をセンター前にはじき返した。「1球目からしっかり打てて良かった」と話し、ラミレス監督も「振れているし、守備も軽快だった」と評価した。

投手では東京ヤクルトのドラフト1位ルーキー・清水昇投手が2回を登板し、3安打を許し、四球で満塁のピンチなどを作ったものの、最後は146キロの低めのストレートで打ち取り無失点に抑えた。「歓声がすごかったけど、集中できた。」と話した。

ルーキーたちの活躍でプロ野球が熱く盛り上がる。

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