センバツ大会に出場するチームの注目選手について、個人的に注目したい選手を紹介して行きます。今日は智弁和歌山高校。
智弁和歌山の注目選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度A:東妻純平捕手は、全国屈指の強肩でドラフト上位候補にの名前が挙げられる。また昨年秋は公式戦3本塁打、練習試合を含めても38試合で13本塁打と長打力がどんどん伸びている、スラッガーとしても期待される。
注目度A:黒川史陽選手は182cmの内野手、セカンドとして、また打撃でも柔らかさを見せていたが、打撃では力強さが増し、林選手のようになってきた。どんなスタイルになっていくのかも注目したい。
注目度A:細川凌平選手は2先生、50m5.8秒の足があり、走塁とセンターの守備は一見の価値あり。1年秋は打率.488の高い打率で打撃センスも抜群。今後は長打力も見せてきそうだ。
注目度B:西川晋太郎選手は守備の良い遊撃手で黒川選手との二遊間のプレーは素晴らしい。打撃でも2年秋は練習試合を含めると37試合で39打点を挙げており、甲子園でもアピールをしたい。
注目度B:根来塁選手が昨秋に打率.576を記録、昨年春のセンバツでもマルチヒットなどヒットを量産する。また肩もあり甲子園で1回ノーヒット、130キロ後半を記録した。身体能力も高く、力強さが昨春から増しているかチェックしたい。
注目度C:池田陽佑投手は昨年不調でエースの座をうしなった。182cm86kgと体がある投手なので復活し140キロ台到達を期待したい。
注目度C:綾原創太選手は昨秋は9番バッターだが打率.419で14打点、打撃の強いサードで、将来性等をチェックしたい。
注目度C:湯浅公貴選手は控え捕手で投手も兼任する。182cm85kgの体があり、捕手では出場機会はあまりなさそうだが、登板、または代打で登場した時にどのくらいの力があるか見てみたい。
注目度C:小林樹斗選手は2年生、181cmの本格派右腕で次期エース候補として期待される。登板機会があれば、どんな球を投げるか注目したい。
チーム
林選手、冨田選手、平田投手などが抜けたものの、昨春のセンバツ準優勝メンバーがそろう。投手は池田陽投手が不調で、2年生の池田泰騎投手が攻める投球を見せてエースとなった。昨年の平田投手のような頼れる投手にはなっていないが、誰かが一本立ちしてくれることを期待したい。東妻-黒川&西川-細川の川のようなセンターラインが抜群で、守備の綻びはほぼ見られないだろう。
打線は1番の細川選手から西川選手、東妻選手、黒川選手、根来選手と続く上位打線が驚異的だが、下位でも綾原選手など打点を稼ぐ選手がそろい、1から9番まで切れ目がない。
打線は2ケタ、20点以上を奪うケースもたびたびある。投手が5点までに抑えてくれれば十分勝っていけるだろう。ただしセンバツは全国の猛者が出てくる。星稜の奥川投手から3点を奪うのはいくら強力な智弁和歌山打線でも困難で、やはり投手の踏ん張りが優勝の決め手となりそうだ。
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