阪神、ドラフト3位・江越大賀選手が仮契約、トリプル3狙える選手

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 阪神はドラフト3位で指名した駒澤大・江越大賀選手と、契約金6000万円、年俸1000万円で仮契約を結んだ。江越選手は3割,30本,30盗塁のトリプルスリーを目標とした。

真弓タイプ

 江越大賀選手は50m5.8秒の足と、3年秋には3本塁打、4年秋は2本塁打に打率.357を記録するなど長打力とともにアベレージも残せる選手となった。そして仮契約後に「数字はまだ想像できないですが、3割、30本、30盗塁は将来的にやっていきたい」と話し、トリプルスリーを目標とした。

 担当の中尾スカウトも「スケールの大きい選手。真弓さんのようなタイプ。1番か3番だね」と真弓元監督タイプと評価した。

 大学で打率で3割に載せたのは4年秋の1回だけでまだまだ課題は多く、昨年、北海道日本ハムからドラフト3位指名された岡大海選手のように足と肩ならば見せられるものの、打撃は少し時間が必要だ。

 

外野手として

 それでも明治神宮大会で見せた必死な姿勢と、チームの勝利に勢いをつけた強肩は、チームにとって貴重な存在となりそうだ。まずは足と肩でアピールし、打撃でも最初は思い切りよくスイングして長打を見せてほしい。コンパクトに当てるよりもその方が魅力的に映るだろう。

 福留選手、マートン選手、大和選手の他、伊藤隼太選手もいるが、それ以外では横田選手、一二三選手と若い選手が目立つ。1年目からレギュラーに加わる力は十分にある。

  「(目標の)数字はまだ想像できないですが、3割、30本、30盗塁は将来的にやっていきたい」

 会見場の江越を見つめながら、担当の中尾スカウトは賛辞の言葉を並べた。「スケールの大きい選手。真弓さんのようなタイプ。1番か3番だね」と、OBで前監督の真弓明信氏(61)の名前を挙げた。さらに「足と肩は(本家よりも)上。ゴールデン・グラブをとれるスケールはある」と続けた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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