東都大学リーグが今日開幕、2部も昨日が雨天順延となり1部2部とも今日が開幕となった。日程や注目選手などをまとめます。
東都大学リーグ戦日程
5月3日、4日は9:00・2部第1試合、11:30・2部第2試合、14:00・1部第1試合、16:30・1部第2試合の4試合が行われる。
1部リーグ
月 | 日 | 第1試合 | 第2試合 |
4 | 5(火) | 亜大vs国学大 | 専大vs東洋大 |
6(水) | 東洋大vs専大 | 国学大vs亜大 | |
12(火) | 日大vs国学大 | 中大vs東洋大 | |
13(水) | 東洋大vs中大 | 国学大vs日大 | |
19(火) | 亜大vs中大 | 日大vs専大 | |
20(水) | 専大vs日大 | 中大vs亜大 | |
26(火) | 亜大vs東洋大 | 専大vs国学大 | |
27(水) | 国学大vs仙台 | 東洋大vs亜大 | |
5 | 3(火) | 日大vs東洋大 | 中大vs国学大 |
4(水) | 国学大vs中大 | 東洋大vs日大 | |
10(火) | 亜大vs専大 | 日大vs中大 | |
11(水) | 中大vs日大 | 専大vs亜大 | |
17(火) | 専大vs中大 | 国学大vs東洋大 | |
18(水) | 東洋大vs国学大 | 中大vs専大 | |
24(火) | 亜大vs日大 | – | |
25(水) | 日大vs亜大 | – |
2部リーグ
月 | 日 | 第1試合 | 第2試合 | 球場 |
4 | 4(月) 雨天順延 |
駒大vs立正大 | 拓大vs国士大 | 上尾市民 |
5(火) | 国士大vs拓大 | 立正大vs駒大 | 上尾市民 | |
12(火) | 東農大vs立正大 | 青学大vs国士大 | 小野路 | |
13(水) | 国士大vs青学大 | 立正大vs東農大 | 小野路 | |
18(月) | 駒大vs青学大 | 東農大vs拓大 | 西武プリンス | |
19(火) | 拓大vs東農大 | 青学大vs駒大 | 大和 | |
25(月) | 駒大vs国士大 | 拓大vs立正大 | 川口市営 | |
26(火) | 立正大vs拓大 | 国士大vs駒大 | 川口市営 | |
5 | 3(火) | 東農大vs国士大 | 青学大vs立正大 | 神宮 |
4(水) | 立正大vs青学大 | 国士大vs東農大 | 神宮 | |
10(火) | 駒大vs拓大 | 東農大vs青学大 | 小野路 | |
11(水) | 青学大vs東農大 | 拓大vs駒大 | 小野路 | |
17(火) | 拓大vs青学大 | 立正大vs国士大 | 大和 | |
18(水) | 国士大vs立正大 | 青学大vs拓大 | 大和 | |
23(月) | 駒大vs東農大 | – | 川口市営 | |
24(火) | 東農大vs駒大 | – | 川口市営 |
3日、4日は日大の京田陽太選手や立正大の152キロ右腕・黒木優太投手を合わせてみることができる。
チーム分析
亜細亜大
北村祥治選手、藤岡裕大選手、板山祐太郎選手といった主力打者が抜け、打線は大きく入れ替わる事になるが、秋の首位打者・法兼駿選手や、大阪桐蔭時代から注目されていた水本弦選手、北村祥治選手の弟の北村拓己選手、2年生の上田隼也選手などテクニカルな打者が多く、昨年秋のように繋がれば、連打が止まらない打線になるかもしれない。
ただし、エースの諏訪洸投手は事情があり一時チームから離れ、鹿児島キャンプにも参加しなかった。1年時に147キロの速球を投げ注目された嘉陽宗一郎投手もその後成績が伸ばせず伸び悩んでいる。選手層は厚い事からほかの選手が出てくる可能性があるものの、未知数からのスタートとなりそうだ。
日本大
大型遊撃手の京田陽太選手は、多くの球団のスカウトがドラフト上位候補に挙げており、特に東京ヤクルトはドラフト1位指名の可能性が高いと感じられるほど高く評価している。大学入学後は2部での試合が続き、まだ1部の実績は少なく、1部でもそれほど打撃成績ではない。しかし184cmの大型遊撃手として青森山田高校時から注目されていた逸材で、その能力を見極めたい。
また打線では187cmの体から長打を見せ、50m5.8秒の足もある2年生の松田進吾選手が4番を打つ予定で、こちらも注目したい。
投手は昨秋防御率1位の左腕・東範幸投手と多彩な変化球を投げる4年生の木村光彦投手が軸となり、制球や投球技術の高い投手としてチームを支える。ただしドラフトの視点から見ると、社会人などで実績を積みそうな投手か。
専修大
昨年春リーグ優勝も中心打者の渡辺和哉選手、濵田竜之祐選手などが抜けた。しかし強いスイングを徹底的に磨く専修大で、森山恵佑選手がその穴を埋めるかもしれない。伊與田一起選手も高校時に侍ジャパンU18代表としてプレーした実力がある。
投手も支えとなっていた大野亨輔投手が抜けた。ただし、3年生になるアンダースローの高橋礼投手は侍ジャパン大学代表でも投げるなど実績十分、昨年は春秋合わせて6勝をしているが、今年は1戦目の先発として合わせて10勝はしてほしい投手。3年生の堀田竜也投手も力がある。
伸び悩んでいる4年生の平間凛太郎投手や宮里泰悠投手なども奮起をして欲しい。
中央大
187cmの大型遊撃手・松田進選手に期待をしたい。昨年春は3本塁打に打率.349を記録した。しかし秋は低迷をしておりまだ好不調の波が激しい。この春の成績次第ではプロ入りも見えるかもしれない。爆発力のある新城拓選手などの活躍に期待。
投手陣はエースの村川翔太投手が安定、170cmの左腕投手だが140キロ前後のキレの良い速球が特徴でリーグ通算10勝を挙げており、今季も勝ち星が期待できる。また昨年秋に2勝を挙げてチームを救った伊藤優輔投手は小山台高校時代からプロ注目で、再来年のドラフトでの指名が期待できる。150キロを記録する鍬原拓也投手や力のある花城凪都投手なども奮起を期待。
国学院大
山下幸輝選手や柴田竜拓選手など毎年のようにプロに送り出していた国学院大も今年は選手層がやや薄いか。ただし外野手で長打も巧みな打撃もできる久保田昌也選手はプロ注目選手。打率3割5分以上、ホームラン3本くらい打てば見えてくる。
投手陣は3年生の安西拓人投手、庄司瑞投手、2年生の村山賢人投手、山岡就也投手といった所にチャンスが与えられそうで、そこで活躍できるかどうか。
東洋大
久々の1部昇格だが、戦力的には注目選手が多い。笹川晃平選手は長打力も粘りもある打撃に、守備でも強肩を見せ、今年ドラフト上位に入りそうな外野手といえばこの人かもしれない。内野手の阿部健太郎選手は足も打撃もありこちらも注目。
投手は大エースの原樹理投手が抜けた穴は大きいが、石倉嵩也投手は146キロを記録する立石悠汰投手の成長、または侍ジャパンU18代表だった3年生の飯田晴海投手、185cmの2年生・甲斐野央投手の成長にも期待。
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