阪神はドラフト会議で、俊足の野手を獲得する方針であることがわかり、城西大・松川玲央内野手、筑波大・岡城快生外野手、愛知学院大・杉山諒外野手などをリストアップしている模様。
近本&中野に続くスピードスター
阪神は今シーズンにリーグトップの100盗塁を記録、不動のリードオフマン・近本選手は32盗塁で4年連続6度目の盗塁王となった。中野選手も19盗塁と1,2番の快足コンビが優勝の立て役者となっている。
しかし、近本選手は11月で31歳となりFA権を取得、中野選手も来年30歳となることから、次世代のスピードスターの獲得を目指す。
候補となっているのは、城西大・松川玲央内野手、筑波大・岡城快生外野手、愛知学院大・杉山諒外野手の3選手。松川選手は左打ちの遊撃手で、2年時に参加した侍ジャパン大学代表候補強化合宿では50m走で参加トップの5秒88を記録した。昨年秋の首都リーグで打率.375を記録して首位打者に輝くなど、リードオフマンタイプの遊撃手だ。
岡城選手は岡山県出身で、その松川選手と幼馴染。3年時に代表強化合宿に参加して50m走で5秒82と前年の松川選手を上回るタイムを記録した。そして杉山選手は今年、春のリーグ戦で7盗塁を記録し、最終的に大学代表の枠を勝ち取った。
阪神は次世代のスピードスターを獲得し、足と強打で将来もセ・リーグを圧倒する。
高校生捕手もリストアップ
また阪神は、中川捕手が外野手に転向し、打力で頭角を表したが、若手捕手がやや手薄の状態となっており、高校生捕手の獲得も目指す。明徳義塾の藤森海斗選手や富島の岡村了樹捕手、豊橋中央の松井蓮太朗捕手をリストアップした。
藤森選手は侍ジャパンU18代表でもプレーし、俊足と巧打の左打者で外野手としてもプレーする。岡村選手も二塁送球1.85秒の強肩と、50m6.0秒の足が魅力の選手。松井選手はチームを甲子園に導き、ジャイアント馬場のマネで話題となった。

快足野手獲りへ 松川・岡城・杉山らリストアップ ー デイリースポーツ紙面
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