日本ハム・今成スカウトが急死、66歳

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北海道日本ハムの今成スカウトが、劇症型溶血性レンサ球菌感染症のために亡くなった。66歳だった。

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埼玉

ご自宅のあった埼玉県で、東洋大や県営大宮などで特に見かけることが多かった今成スカウト、北海道日本ハムの関東地区の担当として、花咲徳英・野村佑希選手や日本通運の生天目翼投手や、帝京の松本剛選手などを担当し、チームに貢献できる選手として獲得をしていた。

特に、古くは阪神スカウト時代に東洋大の桧山選手、今岡選手、福原投手、日本ハムでも大野捕手、乾投手などを獲得、東洋大の高橋監督との縁は強かった。埼玉県の高校生が東洋大に進む選手が多いのも、地理的な事もあるが、今成スカウトが縁を繋いだこともあった。

面白い話が日刊スポーツに載っている。他球団のスカウトにお目当ての選手を見られたくないと、その選手の試合前に他球団のスカウトに「他の試合でいい試合がやっているよ」と言って、全員、別球場に移動させたという。川越工の太田賢吾選手、専大松戸の上沢直之投手などをドラフト下位で指名し、獲得することもあった。

帽子を被り、試合中は新人記者は近寄りにくそうにしていたが、試合が終わるとベテラン記者が話しかけ、その周りに多くの記者が集まっていた。

2月17日まで沖縄名護のキャンプに滞在し、現場の首脳陣に選手の特徴を伝えること、そして、ルーキー選手やそれまで獲得していた選手へのサポートという、44年間、毎年続けてきたスカウトの仕事を今年も続けていたという。

帰京してから2週間で亡くなられた。ご冥福をお祈りいたします。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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