北海道日本ハムは大渕スカウト部長などが山梨学院大を訪問し、ドラフト3位で指名した宮崎一樹選手に指名あいさつをした。宮崎選手はやってみたいポジションを問われて「ピッチャーですかね」と応えた。
145キロ
宮崎一樹選手は遠投120mの強肩が自慢で、この日の指名あいさつで「やってみたいポジションについて聞かれると、「ピッチャーですかね」と応えた。大学では投球練習で145キロを記録したという。大谷投手や矢澤投手など二刀流の選手が注目される日本ハムだからこその回答だった。
宮崎選手は少年野球時代は調布シニアでプレーをしており、2年上に清宮幸太郎選手がいたが、「憧れすぎて話せないくらいの人だった。同じチームだったんですって言って、かわいがってもらいたい」と再びチームメイトとなった清宮選手に今度は近づく事を決めた。
他にもアピールポイントについては「実家そば屋なんですけど、そばアレルギーで。そういう感じでお願いします」と話した。日野市のそば屋が実家だがアレルギーのためにお店には近づくことができなかったという。
この日は大渕スカウト部長が「トリプルスリーを狙ってほしい」と期待を伝えると、「まだまだ自分は足りないところが多いので、入寮までたくさん練習してレベルアップしたい。開幕1軍を目指せるように」と話した。
色々エピソードはあるが、侍ジャパン大学代表では昨年12月、今年6月の合宿に参加し、ともに50m走でトップとなった俊足と、一番自信を持っている強肩、そして打撃でも昨年秋はリーグ戦で打率.600、5本塁打、19打点と圧倒的な成績を残しており、今年6月の代表合宿では一流の投手陣からも強い打球で外野深くまで飛ばした当たりがあった。打撃の点ではあと少しで開花するような印象を持っている。
素質として非常に楽しみな宮崎選手、花開いた時には性格的には全く違う感じではあるものの、新庄監督の現役の時のようなプレーを見たい。


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