大商大がリーグ制覇、桂依央利捕手に阪神、中日、東北楽天が視察

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 関西六大学リーグでは大阪商業大が京都産業大と対戦し、5-0で勝利して、佐伯貴弘選手(1992年横浜ドラフト2位)、谷佳知(2006年オリックス、ドラフト2位)を要した1992年秋以来の優勝を果たした。

 この日は先発の近藤大祐投手が6安打7奪三振で完封、打ってはプロ注目の桂依央利捕手が3打数2安打2打点を挙げて勝利に貢献した。京産大はこちらもドラフト候補の岩橋慶侍投手が先発し8回を完投したが8回11安打5失点、奪三振は1つだった。

 この試合には阪神、中日、東北楽天のスカウトが視察し、阪神は3人体制で視察をした。畑山スカウトは「送球は春から成長した。プロでも7番くらいは打てる」と評価が高く、捕手を狙う阪神にとって、ドラフト2位で狙う捕手は他球団も獲得を狙っている事から、2位、3位で指名する捕手をリストアップしている。

 桂捕手にはこの日視察した中日も谷繁監督の誕生で捕手の獲得を目指しているほか、千葉ロッテ、オリックスなども獲得を狙っている。さらに東北楽天もポスト嶋として最近は捕手の指名を続けている。捕手の指名をめぐり、ドラフト2位、3位で各球団の駆け引きがありそうでドラフト会議当日は注目したい。

大商大42季ぶり優勝!富山監督が再建  - デイリースポーツ:2013/10/16

 初回の先制適時打など3打数2安打2打点の4番・桂依央利(いおり)捕手(4年・太成学院大高)は「よく叱られたが成長させてくれた」と感謝した。

 現4年生の入学と同時に富山監督が就任。グラウンドのゴミ拾い、靴をそろえることなど私生活から厳しく指導された。「1年のころは試合翌日も新聞で成績を確認しようとしなかった」(富山監督)という桂が、試合のない日も配球の研究をするなどリード面で成長。ドラフト候補の捕手になった。打撃も昨季は首位打者。今季も48打数19安打8打点、打率・396で、15日時点の打率は暫定1位。

 阪神、中日、楽天が視察。3人体制の阪神・畑山スカウトは「送球は春から成長した。プロでも7番くらいは打てる」と話した。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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