野村祐輔、手ごたえと反省を土産に!

 日米大学野球、エースとして最も信頼されたのは野村祐輔投手だった。
 初戦で先発し5回で5安打を許しながらも変化球を駆使して2失点に抑え、6-2と試合をつくって降板した。アメリカの打者の特徴をとらえて「振ってくる打者が多かったので、変化球でかわした」と持ち前のクレバーな投球でメジャー予備軍を抑えた。

 しかし第3戦、菅野智之投手が好投し3-1と勝ち越して登板した7回、いきなり高めのスライダーをホームランされると、4安打で3失点で3-4と逆転され、1回を持たずに降板してしまう。ちょうど4年前の夏の甲子園決勝で、8回に逆転満塁弾を浴びたシーンを思い返してしまった。

 「手ごたえ」と「反省」と両方を土産に、同じ事を繰り返さない、真のエースとなって、ドラフト1位指名を受けてほしい!
Game1 5回   5安打 3奪三振 自責点2
Game3 0回2/3 4安打 1奪三振 自責点3
Game5 1回   1安打 1奪三振 自責点0
Total   6回2/3 10安打 5奪三振 自責点5

  • この記事を書いた人
    yuki

     1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
     雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
     2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
     また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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