高校野球、夏の甲子園、第2日目の対戦カードと注目選手、注目ポイントをおさらいしてみます。
2日目第1試合
プロも注目スラッガー、聖光学院・園部選手が登場する。福島大会で3本塁打を記録し高校通算58本塁打、また昨年夏、今年春と甲子園2大会連続でホームランを記録するなど、本物のスラッガーの印象を受ける。守備は一塁手ではあるが右の大砲としてドラフト上位指名の可能性がある。また、2年生の石井投手はキレの良いストレートをセンバツで見せた。まだまだ伸びそうな投手。
対する愛工大名電は昨年の濱田達郎投手のような目立った存在はいないものの、エースの東投手は抜群の安定感で40回を投げて被安打は27、3点しか失っていない。園部選手にどのような攻めを見せるのか注目したい。
聖光学院(福島) | 愛工大名電(愛知) | |||||||
園部聡 3年 182cm83kg 右右 | 内 | 通算58本塁打の長距離砲、2大会連続で甲子園でスタンドに放り込む | A | 東克樹 3年 170cm70kg 左左 | 投 | 最速142km/hの速球に、カット、スクリュー、フォークを投げる | B | |
石井成 2年 177cm77kg 左左 | 投 | 141km/hの快速左腕投手、キレの良い投球を甲子園で見せた | B | |||||
八百板飛馬 3年 178cm75kg 右左 | 外 | 巧打と好走塁見せるセンスに優れた選手 | B |
2日目第2試合
熊本工業は40回連続無失点を記録した山下投手のほかに、小柄ながらバックスクリーン弾を見せた1年生の高木選手など、文徳や済々黌が注目される中でさすが熊工の戦力を維持していた。鳥取城北はエースの上原投手やリリーフの左腕・福岩投手をと鳥飼捕手がどのようにリードするのかに注目したい。
熊本工業(熊本) | 鳥取城北(鳥取) | |||||||
山下滉太 3年 170cm58kg 左左 | 投 | 準決勝まで40回連続無失点、キレのある速球魅力 | C | 鳥飼力斗 3年 182cm80kg 右右 | 捕 | 大型捕手 | C | |
工藤誠也 2年 173cm70kg 右右 | 内 | 巧打が魅力、まだレギュラー確定では無いが出れば活躍する | B | |||||
高木栄志 1年 172cm70kg 右左 |
外 | 熊本大会ではバックスクリーン弾に打率.529をマーク、スーパー1年生 | B |
2日目第3試合
大分商は小柄ながら中学時代から活躍を続けていた左腕・笠谷投手と、185cmと大きな2年生・後藤選手がどのような素質を持っているのかをチェックしたい。修徳は混戦の東東京大会を制した打撃力に注目で、どこからでも得点を奪える。捕手の山下選手は巨人のスカウトが注目するなど高く評価されている。
大分商(大分) | 修徳(東東京) | |||||||
笠谷俊介 3年 172cm54kg 左左 |
投 | 中学時代から活躍見せた左腕。甲子園出場決める | B | 山下竜治 3年 173cm73kg 右右 | 捕 | 捕ってからの素早い動作とフットワークにプロ注目 | B | |
後藤瞭介 2年 185cm84kg 右左 |
外 | チームで一人だけ大きな選手、甲子園でホームランを打ちたい。 | 飯野周太 3年 175cm77kg 左左 | 外 | 冬に1日1000スイングの努力で予選でホームラン記録 | B |
2日目第4試合
聖光・園部選手と中学時代のチームメイト、常総・内田選手が登場する。茨城大会決勝でサヨナラホームランを放って甲子園を決めるなど、常総学院の歴代の選手の中でも屈指の長打力と勝負強さを見せる。
北照は、1年生から活躍してきた選手達がつい集大成を迎える。プロ注目は吉田選手、南北海道大会でも打率.429をマークし、安定した打撃を見せている。大串投手と小畑選手のバッテリーも今大会が最後となるかもしれない。
常総学院(茨城) | 北照(南北海道) | |||||||
内田靖人 3年 185cm86kg 右右 |
捕 | プロ注目のスラッガー、長打力と広角に打てる打撃がある | A | 吉田雄人 3年 178cm76kg 右左 | 外 | センバツや春季大会でもヒットに盗塁など活躍、プロ注目 | B | |
村上海斗 3年 188cm79kg 右右 |
投 | 投げては138km、打球も強い北のダルビッシュ候補 | C | |||||
小畑尋規 3年 180cm80kg 右右 | 捕 | 抜群のリードが光る、センバツでは3打数3安打など打撃も良い | B | |||||
齋藤綱記 2年 178cm70kg 左左 | 投 | 130km/h台だがキレのある速球なげる左腕 | B | |||||
大串和弥 3年 173cm67kg 左左 | 投 | 小柄だが貫録の投球を見せる。安定感抜群 | B |
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