大学野球選手権3日目に注目した選手

大学野球ドラフトニュース

 大学野球選手権3日目は4試合が行われ、東海大、大阪体育大が初登場しました。この日、活躍した選手、注目した選手をまとめます。

東日本国際大vs九州産業大

 九州産業大は1番ライトの長池城磨選手が5打数3安打1盗塁と活躍した。足があり鋭い打球も放つ、168cmと小柄ながらパワーがある選手だと思う。

 東日本国際大はエースの大西健太投手がこの日も9回を8安打奪三振3四死球で1失点と粘りの投球を見せた。春のリーグ戦で5勝0敗、防御率0.00を記録した大エースで、昨年の大学野球選手権でも桐蔭横浜大戦で8回5安打1失点と好投している。

 今年も静岡大戦で9回1失点、この日も9回1失点と3試合全てを1失点に抑える好投を見せ、高い実力を示した。おそらく社会人の多くのチームから注目されていると思う。社会人で勝てる投手としてエースとなってプロに臨んでほしい。

 

龍谷大vs東海大

 龍谷大の先発は菊池大樹投手、この日は初回を無失点で乗り切ったものの5回1/3で6安打2四死球で1失点、4奪三振という結果となった。大きめのテイクバックから肘をたたんでひねりを加えたキレの良いストレートは140km/h前後で投げられ、コントロールも悪くない。変化球が課題となり結果は残せなかったがリーグ戦5勝1敗の実力を見せた。

 

大阪体育大vs立命館大

 大阪体育大の酒居知史投手はがっしりした下半身から144km/hのストレートを投げ、チェンジアップ気味の大きく沈むボールも効果的だった。9回5安打6奪三振2四死球で1失点と好投した。今年4年生でドラフト会議で指名というともう一皮むけてほしい所があり、社会人でさらに磨きたい。

  立命館大は2番手投手の西川大地投手が初回に2ホームランを浴び1アウトで後退した。ストレートも140km/h前後でスライダーもあり良い球を持っているが、好不調の差が大きい投手でその波を良い方で安定させたい。また1年生の東克樹投手は1回からリリーフして6回1/3を6安打7奪三振1失点と好投した。小柄な左腕だが140km/h前後の球威があり、大きなカーブを内外角に投げられる。

 

※愛知学院大vs道都大は未確認です。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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