北海道日本ハムのドラフト1位、有原航平投手が仮契約

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 今年のドラフト会議で4球団が1位指名し、北海道日本ハムが交渉権を獲得していた早稲田大・有原航平投手が、契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円の上限で仮契約を結んだ。

今年のドラフトの主役

 187cmから156km/hの速球を投げ、チェンジアップ、スライダー、カーブなどの変化球もある右腕として、今年のドラフト会議で主役となった早稲田大・有原航平投手が、ついにプロ野球選手となった。

 有原投手は「実感が湧いてきました。先発させてもらえるならば、最後までマウンドにいられる投手になりたい。」と話し、先発としての役割を希望した。そして目標とする選手については「縦の変化球で打ち取れるレンジャーズのダルビッシュさんが目標です」と話した。

 

縁のある先輩に勝つ必要

 北海道日本ハムは大谷翔平投手、上沢直之投手、浦野博司投手などが活躍を見せたが、頭数が揃っているとは言えない。先発の4番目、5番目の枠を争う事になるがそこには広陵高校で4つ上の先輩となる吉川光夫投手、早稲田大学で4つ上の先輩の斎藤佑樹投手と二人のドラフト1位投手がいる。

 二人とは入れ替わりとなり一緒にプレーした事は無く、有原投手も「斎藤さんは大学で入れ替わりだし、吉川さんも年末のOB会で話すぐらい。先発をやるからにはライバルになる。先輩後輩は関係なく、自分の力を出していきたい」と二人に勝負を挑む。

 まずはひじを直す事に専念したい。そして1軍、2軍でくすぶる先輩を前に156km/hの速球を見せられれば、先輩の目の色も変わってくるだろう。競争で日本ハム投手陣は上向きになるかもしれない。

 「実感が湧いてきました。先発させてもらえるならば、最後までマウンドにいられる投手になりたい。直球が速く、縦の変化球で打ち取れるレンジャーズのダルビッシュさんが目標です」。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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