東京ヤクルト・原樹理投手のシュートに周囲大絶賛

東京ヤクルトルーキーニュース

東京ヤクルトのドラフト1位・原樹理投手が2度目のブルペン入りし、得意球のシュートを初めて投げると、周囲から大絶賛の声が挙がった。

シュート

原樹理投手はMAXでは140キロ中盤から後半を記録するが、試合では140キロ前半の速球がほとんど、その速球は高校時代から低めに伸びる球として注目されていたものの、亜細亜大で磨かれたシュートが原投手の最大の武器となっている。

その原投手はこの日、2度目となるブルペンに入ると、前回は投げなかった変化球も見せ、特にシュートについては浮き上がるような軌道を見せ、球を受けた新田ブルペン捕手は「あれが本当のシュート、真っすぐと同じような力があって、浮かび上がってくる。」と話し、松井ファームディレクターも「曲がりが大きい。平松さんや西本みたいな感じかな。コンスタントに結果を残してくれそう。」とカミソリシュートと呼ばれる鋭いシュートを操る名投手の名前を口にした。

高山選手の外れ1位での指名となった原樹理投手、キャンプやオープン戦では実戦で結果を残して、日に日に期待が高まり、開幕1軍ローテーションをつかむ投手かもしれない。

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ツーシームのように沈むシュートを投げる投手が多い中、球を受けた新田ブルペン捕手は「右打者の胸元をえぐるようないいボール」と証言する。直球とほぼ変わらないフォームで「腕を思いきり振りながら投げている」と絶賛だ。

捕手を立たせたままの30球の投球練習。17日の初ブルペンは直球のみだったが、この日はスライダーとシュートも織り交ぜた。「あれが自分の生命線」というシュートは5球披露。受けた新田ブルペン捕手が驚いた。「あれが本当のシュート。真っすぐと同じような力があって、浮かび上がってくる」。松井ファームディレクターは「曲がりが大きくていいね。(元大洋の)平松さんや(元巨人の)西本みたいな感じかな」と、往年の“カミソリシュート”の名手に重ね合わせた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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