大阪桐蔭・高山優希投手が再び甲子園へ、昨年は4回1/3無失点

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大阪桐蔭の高山優希選手が甲子園に還ってくる。昨年は準決勝の敦賀気比戦でリリーフし、4回1/3を投げて無失点と好投したものの、チームは0-11と大敗を喫した。今年はエースとしてリベンジに燃える。

150キロ左腕として

昨年のセンバツでも高山優希投手は登板している。1回戦から準々決勝まで、エースの田中誠也投手が完投して迎えた準決勝の敦賀気比戦、田中投手は序盤から敦賀気比の猛攻につかまり、松本哲幣選手の2打席連続弾などで2回までに10点を失った。

そこで登板したのが高山優希投手だった。高山投手は変化球を巧みに使いながら、6回までの4回1/3を、4安打3奪三振無失点に相手の流れを止めるピッチングを見せていた。自らは初の甲子園登板で好投を見せたものの、「悔しい思いをした」と話す。

そして今年のセンバツは「チームで優勝を目指したい」と日本一を目標としている。そして自らの立場も下級生の2番手投手から、最上級生でエースとなっている。しかも昨年の明治神宮大会で150キロを記録し、大会注目左腕となった。

150キロの速球で抑えたのは、明治神宮大会決勝の1イニングのみで、先発ではどんなピッチングを見せるのかわからない。大阪桐蔭・西谷監督も「まだ未完成。だからこそ、将来よくなるんじゃないかと思います」と話し、まだまだ伸びていく投手とみている。

先発であの150キロの投球ができるか、そしてチームを昨年のベスト4以上の成績に導くことができるか、大会NO.1左腕に注目が集まる。

2016年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

 西谷浩一監督(46)も「まだ未完成。だからこそ、将来よくなるんじゃないかと思います」と伸びしろに期待を寄せる。冬の間はほぼ毎日投げ込み、ランニング量も増やし下半身を強化。体重は2~3キロアップした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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