27日に行われた東京ガスと日本通運のオープン戦でドラフト1位候補の東京ガス・山岡泰輔投手が先発し、3球団のスカウトが視察に訪れた。
オリックス編成部長が評価
山岡投手は、「体重を増やしているので少し体が重かった。まだまだ」と話し、体重増によるボリュームアップに取り組んでいることを話した。投球内容は4回5安打2失点、最速は144キロだったという。
しかし1塁けん制で2度刺すなど、投手としての総合力の高さを見せ、オリックスの加藤康幸編成部長は「高い投球術がある。サッカーでいうファンタジスタみたい」と話した。加藤氏はテニスで例えたりとほかのスポーツで例える独特な表現をする。
東京ガスはすでに日本選手権選出を決めており、ドラフト会議前の試合は関東リーグ戦や練習試合など、その関東リーグ戦で東京ガスは10月2日のセガサミー戦、4日のHonda戦を残すのみとなった。ただし山岡投手は高校から社会人1年目2年目、そして今年の都市対抗で各球団の評価はすでに確定しているとみられ、あとは故障などがないかどうかという所だろう。
ドラフト後になるが、11月の日本選手権ではボリュームアップをした山岡投手が見られるか。特に指名をした球団のスカウトやファンは注目をするだろう。
コメント