東京ヤクルトがドラフト1位・寺島成輝投手に指名あいさつ

東京ヤクルトドラフトニュース2016年ドラフトニュース

東京ヤクルトはドラフト会議で単独1位指名に成功した寺島成輝投手に、鳥原チーフスカウトが指名あいさつを行った。石井一久2世として期待していることを伝えた。

開幕投手も目指す

あいさつを行った鳥原チーフスカウトは、1991年にヤクルトがドラフト1位で指名し、その後、日米通算182勝を挙げた石井一久投手の獲得を担当していたが、寺島投手に「似ているのは私が担当した石井一久。寺島君は即戦力。4、5月から頼むよ」と話し、1年目の開幕からのローテーション入りに期待をかけた。

真中監督も来年の開幕投手は新人や新外国人でもいい、という方針を話しており、これはチーム内の投手に刺激を与えるためというのが大きいが、寺島投手も「高い目標というのは大事なので、開幕投手は目標の1つにしたい。誰もが目指すところ」と本気で目指す。

高校卒の開幕投手は過去に3人だけだが、それを成し遂げたとき、寺島投手は伝説的な投手となる。そのために春のキャンプ1軍入りし、オープン戦で石川投手などベテラン投手よりも、ただ成績で上回るのではなく、圧倒的な成績を残して納得させなければならない。しかし寺島投手はそれができる可能性がある。

寺島投手は「期待してもらえるのは本当にうれしい。応えられるよう、しっかり準備したい」と力強く話した。

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「高い目標というのは大事なので、開幕投手は目標の1つにしたい。誰もが目指すところ」

「石井2世」として期待される。「似ているのは私が担当した石井一久。寺島君は即戦力。4、5月から頼むよ」。同チーフスカウトから球団OBで日米通算182勝左腕の名前を出されたが、寺島は「そう言ってもらっているので応えたい。それ以上の選手になりたい」と力強い。

そのスケール感は真中監督を魅了している。ドラフト会議直後に「沖縄キャンプに連れていきたい」と明言。高卒新人の1軍キャンプ参加は同じくドラフト1位だった同校の先輩・山田でもなかった異例の待遇だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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