広島ドラフト3位ルーキー・床田寛樹投手がプロ初勝利、ルーキー4人目

広島カープルーキーニュース

広島のドラフト3位ルーキー・床田寛樹投手が、プロ2試合目の先発で初勝利を挙げた。ルーキーでは4人目、セリーグでは3人目のルーキーの初勝利。

5失点もローテ守る

床田投手は4月5日の中日戦で先発をし、6回1/3を投げて9安打3失点で勝ち星はつかなかったものの、開幕ローテーション入りしていた。そしてこの日の巨人戦に先発すると、7回を投げて2本のホームランを浴びるなど5安打5失点も、好調カーブ打線が7点を奪い、床田投手も8つの三振を奪い、勝利投手となった。

ルーキーでは佐々木千隼投手、加藤拓也投手、濱口遙大投手に続く4人目のプロ初勝利、広島は加藤投手に続いて2人がローテーションに入り初勝利を挙げており、黒田投手が抜け、ジョンソン投手が離脱している穴をルーキーが埋めている。

床田投手は大阪の箕面学園高校でプレーをしたものの3年夏は3回戦で敗退、その後中部学院大に進むと1年生の春から登板し、岐阜学生リーグでは通算22勝を挙げた。2年秋に出場した明治神宮大会で駒大の今永昇太投手と対戦し、「こういう投手がプロに行くと思った」というが、その試合で床田投手も2回を無失点に抑え、もともとは社会人で野球が続けられればと思っていたものが、「自分も行けるかも」と感じたという。

この日は今永投手は敗れ、床田投手が勝利を挙げた。大学以来の二人の投げ合いが実現する日は近い。

2017年ルーキーの活躍・成績一覧

大阪・箕面学園高時代は甲子園とは縁遠く、中部学院大でも「将来は社会人で野球ができればいいな、と考えていた」。プロへの気持ちが芽生えたのは2年秋に出場した明治神宮大会。対戦した駒大・今永(現DeNA)の投球を間近で見て「こういう投手がプロに行くと思った」。自身も2回をピシャリ。「自分も行けるのかも」と自信を得た。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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