阪神、新人は大山式に育成優先で育てる

阪神ルーキーニュース

阪神は今年のドラフト会議で獲得した新人7選手に、開幕1軍を目標にしなくてOKとし、個別にプランを作り、それぞれがまず体づくりを優先して育成を優先する。

大山方式

阪神は昨年のドラフト1位・大山悠輔選手が、春季キャンプを1軍で完走し、オープン戦でも結果を見せたものの開幕1軍から外し、3か月間ファームで鍛えて基礎体力を増し、6月に昇格するとその後は2軍に行くことなく活躍を見せた。ドラフト2位の小野泰己投手なども終盤に1軍に出てきている。

そして今年も、ドラフト1位の馬場皐輔投手、高橋遥人投手など新人7選手に対し、体力測定の値をベースに個別に育成プランを作成し、まずは体づくりからスタートさせる方針をすでに伝えたという。球団幹部は「やっと基礎データが全部そろった。今、個別の育成プランを練っているところ。状況に合わせて弱い所を克服し、強い所をさらに伸ばすように」と話した。

高橋投手は体力測定の結果、右半身の強さが左半身の3倍あることが分かり、「バランスを良くするメニューを球団の方に教えてもらいました」と話した。まずは体力とバランスの良い身体を作り、故障のしにくい選手となって、1年目でもシーズン中盤から終盤にかけて1軍で活躍を見せてくれればいい。その後、長い間活躍できる選手になってほしい。

2017ドラフト指名選手

大山式、新人7人育成 デイリースポーツ紙面 2017/12/18

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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