中日はドラフト会議で指名した選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。
中日2021年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 高橋宏斗 | 投 | 中京大中京 | 185/85 | 右右 | 10000 | 1600 | 19 |
2 | 森博人 | 投 | 日本体育大 | 177/80 | 右右 | 8000 | 120 | 28 |
3 | 土田龍空 | 内 | 近江高 | 179/77 | 右左 | 4500 | 600 | 45 |
4 | 福島章太 | 投 | 倉敷工 | 176/88 | 左左 | 3500 | 550 | 64 |
5 | 加藤翼 | 投 | 帝京大可児 | 179/80 | 右右 | 3000 | 550 | 65 |
6 | 三好大倫 | 外 | JFE西日本 | 179/82 | 左左 | 3500 | 840 | 30 |
育1 | 近藤廉 | 投 | 札幌学院大 | 180/87 | 左左 | 200 | 300 | 202 |
育2 | 上田洸太朗 | 投 | 享栄高 | 184/95 | 左左 | 200 | 300 | 203 |
育3 | 松木平優太 | 投 | 精華高 | 178/70 | 右右 | 200 | 300 | 206 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・高橋宏斗選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆
ストレートの力、球速など申し分なく、今年1年で変化球も自信を持って投げられるようになっている。スライダー、フォークはタイミングを外す球で、プロで空振りを奪うためにはさらに磨きたい。個人的には小さな変化球を使い、球の力で押し込んで打たせて取るスタイルになるのではと思う。スタミナも十分で先発させて安心して試合を任せられる投手。
1年目に1軍で5勝、3年目に14勝。
ドラフト2位・森博人選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
常時145キロを超えてくるストレートと、スライダー、スプリットなど落ちる球も魅力の投手。日体大の投手の特徴であるゆったりとしたフォームを、プロでは変えていかなければならないが、頭で体のメカニズムをしっかりと理解しているので、それ程時間はかからないそうだ。リリーフとしても考えられているが、先発で活躍できるのではと思う。
1年目はで4勝。3年目に10勝。
ドラフト3位・土田龍空選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
ショートの守備は非常に高いレベルにあり、フットワークやハンドリングなどは非常に柔らかくてスムーズ。ただし送球に少しばらつく所があるので、基本を徹底し、動きを再確認した。打撃は長打力が伸びてきているが、こちらも基本を再確認してゆきたい。
1年目はファームで80試合出場、打率.240、3年目に1軍で京田選手とポジション争い。
ドラフト4位・福島章太選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
体もガッチリしており、強気にストレートで押していくパワー系左腕投手。146キロの球速も、2年目くらいには150キロに到達しそう。リリーフ左腕として久本祐一投手のような活躍をしそう。
1年目でファームで40試合出場、3年目に1軍の左のリリーフで20HP。
ドラフト5位・加藤翼選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
小さなテイクバックから回転の良いストレートは最速153キロを記録する。全体的に球が高いが、それで空振りも奪えていた。合同練習会では低めに投げられており、意外と早い段階で1軍に顔を出しそう。将来的には快速球でリリーフエースとなるかもしれない。
1年目はファームで30試合に登板し、終盤に1軍出場、3年目に1軍リリーフとして10S。
ドラフト6位・三好大倫選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
144キロを投げる肩と高校通算26本塁打の長打力、そして50m5.8秒の足を持つアスリート選手。社会人では特に目立ったという所はなく高校卒5年目での指名となった。1年目はプロのスピードになれる所から始まり、足や肩でアピールしてゆきたい。
1年目はファームで打率.260、2年目に1軍の外野守備で出場を増やし、外野の一角を狙う。
育成ドラフト1位・近藤廉選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
最速148キロのストレートはややカット気味に動くクセ球。多彩な変化球を投げられる器用さもある大型左腕。まずは高いレベルのバッターと対戦し、課題を見つける所から始まる。
1年目にファームで50試合登板、3年目に支配下登録&1軍昇格でリリーフで10H。
育成ドラフト2位・上田洸太朗選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆
恵まれた体がある素材型左腕。最速は143キロだが、クロスステップから左打者のインコースに投げる球はかなりエグい。高校3年時でもエースとしての安定感は見せられず、まだ粗い素材という感じでどのように磨かれていくか。
1年目にファームで20試合に登板、3年目にファームの先発ローテーションで投げ、支配下登録。
育成ドラフト3位・松木平優太 選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
フォームが素晴らしく、投げられる球も低めにきれいに線を描いて決まる。このままパワーアップをして行ければ、かなりの投手になりそうだ。
1年目は体作りでファームで10試合の登板、3年目に150キロに到達し支配下登録、そのまま1軍の先発で3勝。

コメント
ピッチャ-・キャッチャ-は10年ほど要らない。今中日に必要なのはOUTFIRLDAR(外野手)だ。ピッチャーをどうしても獲りたいのなら高校生中心で獲りに行くべきだろう。いつまで東(巨人の好き)にさせておくのだ。その大きな問題点を処理しない限り連覇できないであろう。