田澤純一投手が、2008年にENEOSを退部してから約14年ぶりにチームに復帰した。
2008年に田澤問題
田澤純一投手は横浜商大高からENEOSに2005年に入団すると、140キロ後半の速球を投げる投手としてドラフト上位指名候補として注目された。しかし、2008年にメジャー挑戦を表明し、12球団にドラフト会議で指名しないように連絡をするなどした事から、ドラフト上位指名選手のメジャー流出と大きな問題となった。
2009年にレッドソックスに入団をするが、NPBはドラフトを拒否して国外プロ球団と契約した選手に対し、日本球界復帰後、大卒・社会人の選手は2年間、高校卒選手は3年間、NPB球団は契約しないという「田澤ルール」を設定していた。
その後、田澤投手はレッドソックスでリリーフとして388試合に登板する活躍を見せた。しかし、2020年にレッドソックスを解雇されると、このルールにより日本のNPB球団は田澤投手を指名することができないことが問題となり、NPBはその8月にそのルールを撤廃した。それでも、ドラフト会議では指名されず、独立リーグや台湾、メキシコで登板をしていた。
その田澤投手はこの日、「この度、ENEOS野球部に復帰することとなりました。2005年から4年間、ENEOS野球部には大変お世話になりました。在籍期間中は野球の技術だけでなく、社会人としての立ち振る舞い等、多くのことを学ばせていただきました。」とENEOSに復帰したことを発表し、「メジャーリーグへの挑戦の際、温かく送り出していただき、誠に感謝しております。ENEOS野球部に復帰したからには、目下10月30日に開幕する日本選手権大会でのダイヤモンド旗奪還を目指し、全力でチームに貢献したいと思いますので、ご声援の程、よろしくお願いいたします」と決意を語った。
ENEOSでどのような投球をするのか注目したい。

10月30日に開幕する「第47回社会人野球日本選手権大会」から出場する見込み。田沢はENEOSを通して「この度、ENEOS野球部に復帰することとなりました。2005年から4年間、ENEOS野球部には大変お世話になりました。在籍期間中は野球の技術だけでなく、社会人としての立ち振る舞い等、多くのことを学ばせていただきました。また、メジャーリーグへの挑戦の際、温かく送り出していただき、誠に感謝しております。ENEOS野球部に復帰したからには、目下10月30日に開幕する日本選手権大会でのダイヤモンド旗奪還を目指し、全力でチームに貢献したいと思いますので、ご声援の程、よろしくお願いいたします」とコメントした。
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