【2023新入団選手発表】オリックスの新入団選手の推定年俸・背番号と活躍予想

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オリックスは11月30日、新入団選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号、現在地と将来の活躍のイメージを予想してみます。

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オリックス2023年入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 横山聖哉 上田西高 181/85 右左 8500 700 34
2 河内康介 聖カタリナ高 180/72 右右 5000 600 63
3 東松快征 享栄高 179/90 左左 5000 600 48
4 堀柊那 報徳学園 179/82 右右 4000 500 62
5 高島泰都 王子 181/80 右右 3000 700 96
6 古田島成龍 日本通運 175/85 右右 3000 700 97
7 権田琉成 TDK 180/83 右右 3000 700 98
育1 寿賀弘都 英明高 180/81 左左 300 240 041
育2 大江海透 九州AL北九州 181/93 左左 300 240 042
育3 宮國凌空 東邦高 176/78 右右 300 240 043
育4 芦田丈飛 BC埼玉 185/90 右右 300 240 044
育5 河野聡太 四国IL愛媛 180/75 右左 300 240 045

 新人選手の横顔

ドラフト1位・横山聖哉選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆☆

最も注目されるのは肩の強さでこれがレギュラー取りのベースとなる。ショートの深い位置を守ることができ、宗選手との三遊間は楽しみになる。ショートとしての動きは肩の強さに頼る所もあり、入団時の太田椋選手の動きにはまだまだ及ばない。

当面のライバルは紅林選手ということになるが、そのためには打撃力が必要となる。横山選手も綺麗に振り抜いて飛距離が出る一方で、詰まった当たりも多く、全体的にはまだタイミングが取り切れていない所もあり、逆方向の当たりも木製バットの打ち方を身につける必要がありそうで、守備・打撃ともに紅林選手よりは時間をかけて育てたい所だ。

ドラフト2位・河内康介選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆☆☆

柔らかい腕の振りから150キロを超すストレートは、豪速球というよりも伸びのある球質で、スライダーとともに品の良さみたいなものを感じさせる。夏の愛媛大会では終盤は体力的につらくなっていたが、それでも低めに球を集めることができており、コントロールの不安も少ない。

まずは体重が80kgまでになってからが勝負で、体のサイズは違うものの、山下舜平大投手くらいのペースで成長して1軍に顔を出して活躍を始めてもおかしくないと思う。

ドラフト3位・東松快征選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆

おそらく3位で残っていると思わずに指名した選手で、150キロを超すパワー系の左腕投手。プロ野球の左腕投手の中でもパワー系ではトップクラスになるのではと思う反面、今年はそれが強すぎて、上体を後ろに引いてから前に持ってくる力に頼りすぎ、上体の体力によって結果が左右される形になっていた。

投球の幅を広げつつ、もう少し上体を楽に投げられるようになれば、成績のも越していける投手になりそうだ。現時点ではリリーフのイメージだが、そのように変わってきたら左の先発として宮城投手と違ったタイプの投手になっていくかもしれない。

ドラフト4位・堀柊那選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆☆

肩の強さに関しては大学NO.1の日本ハム2位・進藤勇也捕手と比較しても良いのではないかと思う。二塁まで1.7秒台の肩はグーンと伸びていくような球筋、送球の時のステップがもう少し早くできるようになれば、更に早くなるかもしれない。

打撃の課題を言われることが多く、たしかに何を待っているのかわからないところもあるが、しっかりと当てていける所があり、スイングも大きすぎずにコンパクトに強い打球を逆方向にも打てる。長打力を求めずに、2割台後半くらいの打率を残せるかもしれないと思っている。

ドラフト5位・高島泰都選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆

ゆったりとしたフォームから低めへの強い150キロの球を投げ、同じくらいの高さから沈むチェンジアップを使って内野ゴロを打たせてとる。ベンチマークは阿部翔太投手で、ストレートと変化球のコンビネーションが特徴だが、阿部投手のように強いメンタルでリリーフで抑えることができるかどうかにかかっているが、5回くらいを任せる形で先発で起用していく起用もありそうだ。

ドラフト6位・古田島成龍選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

高島投手がライバルになるので比較すると、球の勢いは古田島投手のほうがあり、フォークボールも空振りを奪える。気迫の見せ方などは古田島投手の方が阿部投手に近い感じ。リリーフで活躍するなら古田島投手だと思う。全体的に球が高い所を低めに抑えていけるか、少し体力的に落ちた時に投球の幅を広げておけるかが鍵。

ドラフト5位・権田琉成選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

高島投手、古田島投手に比べると、権田投手はエース格になる可能性を持っている投手。きれいなフォームから投げられるストレートは、右打者、左打者の低めに伸びていく。回転の良さも感じさせる球で非常に魅力。あとは変化球となる。決め球となる変化球でなくても良いので、ストレートの良さを活かすだけの変化球の精度を高めたい。

育成指名選手

寿賀弘都投手は長身の左腕投手で、手先の器用さを感じさせ、変化球とストレートを匠に投げる感じ。体格的にもっと強いストレートも投げられそうだが、高校野球としては球速を抑えて変化球のコントロールで勝負していた。しかし気迫を込めて投げるストレートの威力は非常に魅力で、福岡ソフトバンクドラフト1位の前田投手に近い所がある。宮國凌空投手はこの世代を代表するような速球を持っていたが、3年の前半にやや調子を崩して評価が上がらなかった。しかし夏以降に成長をしたという事で、来年には見違えるような球を投げているかもしれない。芦田丈飛投手も勢いのあるストレートで勝負でき、変化球でも空振りを取れる。リリーフとして期待される。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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