北海道日本ハムはチームづくりのキーマンである吉村統括本部長が今年のドラフト1位指名候補について、遊撃手の指名に「それはかなり確度が高いんじゃないかな。」と話し、明治大・宗山塁選手が有力である事がわかった。
遊撃手
吉村氏は、遊撃手が1位指名候補かどうかの問いに、「それはかなり確度が高いんじゃないかな。それはもう球団内ではっていう。うん。抽選だろうね」と応えた。
来年のドラフト会議に向けては、明治大の遊撃手・宗山塁選手が中心となっており、北海道日本ハムはその年のNO.1の選手を指名する方針であることから、スポーツ紙各紙も宗山選手の1位指名が有力としている。
宗山選手は守備力についてはすでにプロの1軍でプレーしても全く問題ないレベルにいる。また、打撃についても東京六大学リーグ通算94安打を記録しており、明治大・高山選手の持つ131安打も射程圏内に入れている。思い切りの良い打撃でホームランも放てる選手で、他球団のスカウトも「すでに1位レベル。どの球団も欲しいのでは」と評価、攻守に注目されている。
プロ側の遊撃手の需要はものすごく高く、ポジションが固定されていない中日や日本ハムが毎年のように遊撃手の選手を指名している他、今宮選手がおりポジションの固定されている福岡ソフトバンクや、2022年に長岡選手がゴールデングラブ賞に輝いた東京ヤクルトも、宗山選手をリストアップしている。
北海道日本ハムは2021年のドラフト9位で獲得した上川畑大悟選手や、2022年ドラフト5位の奈良間大己選手、ドラフト3位の加藤豪将選手がショートのポジションを争っているものの、レギュラーを獲得したという状態ではない。奈良間選手は打撃の評価が高まってきているが、宗山選手を獲得したとしたら、二塁も含めたポジション争いに発展していく事になりそうだ。
今年は花咲徳栄の石塚裕惺選手も181cmの大型遊撃手として注目される他、専大松戸の中山凱選手、桐光学園の森駿太選手も秋は別のポジションでプレーしたが、大型遊撃手として期待されており、北海高の幌村魅影選手、大阪学院高の今坂幸暉選手など高校生遊撃手も注目されており、昨年オリックスが強肩の上田西・横山聖哉遊撃手を1位指名したように、高校生遊撃手の1位指名の可能性もあり、今年のドラフト会議の行方が注目される。






日本ハムドラ1は明大宗山有力 ー 日刊スポーツ紙面
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