広島は、田村スカウト部長と担当の松本スカウトが知徳高校を訪れ、育成ドラフト1位で指名した小船翼投手に指名あいさつをした。松本スカウトが担当した育成ドラフトの選手は、支配下へ出世することが多く、期待が高まる。
松本スカウト
これまで松本スカウトは、担当する東海地区で、静岡産業大の大盛穂選手(2018年育成ドラフト1位)、磐田東の二俣翔一選手(2020年育成ドラフト1位)、静岡大の佐藤啓介選手(2023年育成ドラフト2位)などを育成ドラフトで指名したが、大盛選手が1年目のオフに支配下登録されると、二俣選手と佐藤選手が今年6月に支配下登録された。
この日は、今年担当をした小船翼選手にあいさつをすると、「198cmかの高さから投げるストレート、高校であれだけのボールを投げる投手はそういない。」と評価し、「鍛えて技術を付けていったら十分プロで通用すると思います。160キロ以上はいく、夢があります」と話した。
小船投手も「3年以内の支配下登録と、4年目以降の1軍入り」を目標とし、今年のドラフト会議で自分より上位に指名された5位で200cmの菊地ハルン投手(千葉学芸)や、北海道日本ハムにドラフト2位で指名された198cm左腕の藤田琉生投手などに対しても、「自分より順位が上だった選手に食い込み、超えます」と誓った。
まずは支配下登録のために球の強さを安定して維持できるようにしたい。意外と変化球を使って粘れる所もポイントだと思うので期待をしている。

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