青森中央学院大の149キロ右腕・横山永遠投手が二刀流での活躍を目指している.
「1回戦は先発、2回戦は打線の上位で」
青森中央学院大学の主将を務める横山永遠選手が、春季リーグでの二刀流挑戦とドラフト候補入りへの意気込みを語りました。かつて八戸学院光星高校時代には147キロ右腕として注目を集めた横山選手ですが、高校2年秋に放ったホームランをきっかけに打撃にも磨きをかけ、二刀流として新たな可能性を切り拓いています。
高校時代の輝きと二刀流への転身
横山選手は、八戸学院光星高校時代からその才能を発揮していました。最速147キロの速球を武器とする本格派右腕として注目される一方で、持ち前の長打力を活かし、高校2年秋以降は打撃練習にも積極的に取り組みました。この経験が、大学での二刀流挑戦へと繋がっています。
大学での実績:投手と打者でチームを牽引
青森中央学院大学に進学後、横山選手は投手と打者の両面でチームに大きく貢献しています。昨秋のリーグ戦では、投手として5カード全てで1回戦に先発。八戸学院大学戦では9回を投げ抜き完投勝利を挙げるなど、38回1/3を投げて2勝2敗、防御率1.64(北東北リーグ2位)という素晴らしい成績を収めました。
さらに、2戦目にはDH(指名打者)として出場し、打線の中軸を担うなど、まさに二刀流としてチームを牽引しています。
駿河台大とのオープン戦で結果を残す
3月26日に行われた駿河台大学とのオープン戦(参考:サンケイスポーツの記事)では、2番DHとして出場。1安打1四球で1打点をマークし、チームの勝利(3-1)に貢献しました。
試合後、横山選手は「この春は、1回戦は先発で投げて、2回戦は打線の上位でいけたらと思っている。長打でなく、低く強い打球を打っていきたい」と語り、春季リーグでの活躍に意欲を示しました。
主将としてチームを初のリーグ制覇へ
今シーズンからチームの主将に就任した横山選手。180cm、82kgという恵まれた体格から繰り出される投球と打撃で、チームを初のリーグ制覇に導くことが期待されています。
秋のドラフト戦線に注目
大学球界屈指の二刀流として注目を集める横山永遠選手。春季リーグでの活躍次第では、秋のドラフト戦線においてその名が大きくクローズアップされる可能性を秘めています。今後の彼のパフォーマンスから目が離せません。
コメント