斎藤佑樹投手、福井優也投手、プロ野球デビューで初勝利!

選手コラム

 北海道日本ハムの斎藤佑樹投手、広島の福井優也投手が初登板で初勝利を挙げた! 

 斎藤投手の投球は5回4失点(自責点0)という内容。勝利投手の権利を持ち降板した。スライダーがまあまあ良く、それを軸にして内野ゴロを捕る斎藤投手らしい投球ができていた回もあったが、ストレートはまだまだでフォームが悪くなるカーブもあり、全体的にはそれほど良くなかった。

 でも、斎藤投手は実力で高校野球で優勝、大学でも日本一に輝くなど多くの実績を作ってきた。今はその実績に甘えて勝利を重ね、自分の投球を作っていく番だろう。投げる球の力や種類だけでなく、このような多くの実績も含めて斎藤投手なんだと、今日の投球を見て改めてそう思った。

 広島・福井優也投手もセンバツで優勝、夏の甲子園では準優勝を成し遂げた実績を持つ。その年のドラフトで巨人からドラフト指名を受けたものの評価の低さを理由に1年浪人して早稲田大学に入学した。
 そして1つ上の世代だったものの、斎藤佑樹、大石達也と共に戦った。斎藤が1戦目を任されたり、大石がドラフトで6球団から1位指名を受けたり、負けん気が人一倍強い福井投手には辛かったこともあるだろう。でもそれを面には出さずにここまで来た。
 そして今日、斎藤佑樹投手と同じ日に初勝利を挙げた。相手は高校時にドラフト指名を受けた巨人。非常に感慨深い!

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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