2011年ドラフト戦線まとめ(前半戦)

2011ドラフト指名予想

2010年12月15日に巨人がスカウト会議を開き、原監督の甥でもある東海大・菅野智之投手の1位指名を公表した。清武代表も「メジャーも注目しているし、そういうところに対抗する意味もある」とコメント、早い時期の指名選手公表は他球団やメジャー球団への牽制球を投げて、2011年ドラフト戦線はスタートしました。

年初の各球団のスカウト会議では、広島が地元広陵高校出身の野村祐輔投手を上位候補にリストアップ、阪神は1位に菅野智之投手と慶大・伊藤隼太選手を挙げ、長距離砲の獲得を目指す事を確認した。

センバツ大会ではドラフト1位確実といえる選手は現れず、高校生では東海大甲府・高橋周平選手の評価が上がっていった。

春の大学リーグ戦では菅野智之投手、野村祐輔投手のほか、東洋大・藤岡貴裕投手に注目があつまり、大学BIG3と呼ばれるようになる。そんな中、5月25日に広島が野村祐輔投手の1位指名を決定すると、6月8日には千葉ロッテが藤岡貴裕投手の1位指名を公表した。

阪神は主軸の獲得で伊藤隼太選手の指名が濃厚になるも、チームの状況によって投手ならば菅野智之投手の指名も示唆した。東京ヤクルトは投手ならば藤岡貴裕投手、野村祐輔投手、野手ならば高橋周平選手という方針のようだ。東北楽天は星野監督が後輩の野村祐輔投手にエールを送っていたが、左腕エース候補の藤岡貴裕投手の指名に傾く。横浜は左腕投手、エースとなる投手の獲得が課題で昨年より藤岡貴裕投手をマークしている。オリックスも藤岡貴裕投手に高い評価をしている。

福岡ソフトバンクと中日はスカウトのコメントなどから高橋周平選手を高く評価している事が伺えるが、福岡ソフトバンクの場合は王会長が菅野智之投手を視察、中日も落合監督の方針によって指名は変わっていくと考えられる。

北海道日本ハム、埼玉西武はハッキリした動きはない。北海道日本ハムは主軸にけが人が続出し、またポスト稲葉という意味で主軸候補の可能性が高いと考えられるが、昨年斎藤佑樹投手を獲得したもののダルビッシュ投手のメジャー移籍の可能性があり、BIG3の指名も考えられる。埼玉西武は2010年のドラフトで指名した大石達也投手がケガもり1軍で登板できていないが、牧田投手のほか最近菊池投手も1軍で好投し投手は充実、また野手も秋山、熊代選手などのルーキーが1軍で出場するなど層が厚い。将来の大型ショート候補、ポスト中嶋として高橋周平選手の指名も考えられる。


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