広島ドラフト3位・上本崇司選手、横浜DeNA3位・井納翔一投手などが仮契約

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 広島はドラフト会議で3位指名した明大・上本崇司選手と仮契約を結んだ。広島は早い段階で上本選手の指名を示唆し、どうしても獲得したい選手と高く評価していた。

 仮契約には広島の苑田スカウト部長と尾形スカウトが出席したが、途中で上本選手が印鑑を忘れたことに気付き、片道20分の自宅までとりに行くハプニングも起きた。

 印鑑を持ってきて晴れて捺印し契約が成立、契約金は7500万円、年俸は1000万円、背番号はかつて木村拓也選手がつけていた「0」となり、チームの中心選手としての球団の期待をうかがわせた。

 また、横浜DeNAはドラフト3位で指名したNTT東日本・井納翔一投手と仮契約を結んだ。契約金6000万円、年俸1000万円。都市対抗では140km中盤の角度のあるストレートを投げ、高く評価された投手。1年目から活躍してくれそうだ。

 また広島はドラフト5位で指名した鳴門渦潮・美間優槻内野手と仮契約を結んだ。契約金は3000万円、年俸は500万円。美間選手は投手としても145kmを記録する速球投手だが、広島は内野手として育てる方針。

 福岡ソフトバンクは育成ドラフト3位で指名した東農大北海道オホーツクの飯田優也投手に指名挨拶を行った。飯田投手は185cmの長身左腕投手、まだまだ成長途中の大型左腕の成長を見守りたい。

 

 ドタバタの入団交渉だった。担当の苑田スカウト部長と尾形スカウトが同席し、午後4時に始まった話し合い。異変は開始から20分後に起きた。尾形スカウトが「ちょっとすいません」と苦笑いしつつ、上本とともにホテルを出る。再び姿を見せたのは同5時10分。開始から交渉成立までには都合2時間を要した。

 

 「印鑑を忘れてしまったんです。押す時に気付いて…」。照れ笑いを浮かべながら、この日の主役が事情を明かす。交渉場所の武蔵野市吉祥寺のホテルから、自宅のある調布市まで片道約20分。「きょうは準備段階から緊張していたので…」。試合でも「第1打席は緊張で足が震える」というルーキーは、バツが悪そうにそう説明した。

 

 だからと言って、上本の才能が色あせるものではない。地元・福山出身で、広陵高から明大に進んだ逸材。「小さいころからファンだった」というカープ入団が決まり、「実感が湧いてきた。厳しい練習をするチーム。自分にはプラスになる」と抱負を口にした。

 

 背番号は「0」に決まった。「ひとケタをいただけるのはビックリ」。期待の大きさを表すその数字。印象に残る選手には「木村拓也さん」と即答した。しぶとい打撃と内外野どこでも守るユーティリティー性、ムードメーカーとしての存在感などに世評を得た名バイプレーヤー。上本は言う。 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。

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