横浜DeNA、ドラフト1位の山崎康晃投手が仮契約

山崎康晃, 亜細亜大

 横浜DeNAからドラフト1位で指名された亜細亜大の山崎康晃投手が、契約金1億円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。ドラフト1位指名選手では初の仮契約となった。

大学屈指リリーフも

 山崎康晃投手と言えば大学3年時に大学日本代表として日米野球に出場し、5試合中4試合にリリーフで登板し、5回2/3を1安打で無失点に抑えてMVPとなった事が注目される。それよりも良かったのが昨年の明治神宮大会で、3試合全てにリリーフで登板してロングリリーフもこなし、3試合8回1/3を投げて3安打11奪三振で無失点に抑えている。

 150km/hの速球を外角低めにコントロールできる投手で、リリーフでは抜群の安定感を見せるが、先発すると変化球が多くなり、特に今年はナックルを始め緩いボールも駆使しようとしていたが内容はリリーフよりも落ちるため、リリーフでの適正があると評価されている。

 しかし横浜DeNAの中畑監督は先発として考えているようで、山崎投手もこの日は「大学では1日500球の投げ込みをしていた。もちろん先発をやりたい」と話した。どのように起用されるかは分からないが、1年目で自分のポジションを見つけてハマることができるかどうかがポイントとなりそうだ。

 

嶺井博希捕手とコンビも

 昨年の日米野球、明治神宮大会とも嶺井博希選手(2013年横浜DeNAドラフト3位)とバッテリーを組んでの投球だった。特徴を知り尽くしている嶺井捕手がいる事は山崎投手にとっても大きいだろう。そしてプロ1年目でリードや打撃で壁のようなものを感じたとみられる嶺井選手にとっても、山崎投手の存在がその壁を打ち破るものにつながるかもしれない。

 ドラフト会議では外れ1位だった。横浜DeNAが最初に1位指名したのは有原航平投手(北海道日本ハムドラフト1位)、そして山崎投手を指名して抽選で外した阪神が代わりに1位指名したのは、侍ジャパン21U代表で活躍を見せた横山雄哉投手。社会人出身だが、学年は1つ下にあたる。

 先にJAPANのユニフォームを着てMVPとなったプライドの含め、来年は意識する存在になりそうだ。

 DeNAで目標とする選手にベテランの三浦の名を挙げ「僕が小学校のときからプレーされている。同じチームでできるのが光栄」と話した。先発陣の一角として期待されているが「日々成長してチームの力になれればと思う」と謙虚に意気込んだ。

 高田ゼネラルマネジャーは「非常に力があるし、コントロールもいい。早くキャンプで見てみたい」と笑みを浮かべた。

 「(亜大では)1日で最高500球ぐらい投げたことがあります」と肩のスタミナには自信を持っているが、DeNAではエース三浦の投げ込みが有名。今春のキャンプでも投手陣で断トツの2627球を投げ込んでいる。「小学生のときからプレーされている三浦大輔投手を尊敬しています。ブルペンで見て、学んで、吸収したいです」と闘志をみなぎらせた。

 「もちろん先発をやりたいです」という即戦力右腕は、早くもブルペンで三浦と隣り合って投げる日を楽しみにしていた。


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