横浜DeNAドラフト6位、広島経済大・尾仲祐哉投手が契約金3000万円、年俸720万円で仮契約

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横浜DeNAはドラフト6位で指名した広島経済大の尾仲祐哉と、契約金300万円、年俸720万円で仮契約を交わした。大学野球選手権で14奪三振を記録した右腕への期待は高い。

171cm、150キロ

尾仲祐哉投手は171cmと小柄な右腕投手で福岡県の高稜高校時代は130キロ台ながらも良い投球を見せていたが、夏はすべて初戦敗退だった。大学では2年生で大学野球選手権に出場し、初戦の九産大戦では9回からリリーフで登板するが、いきなり3者連続四球でノーアウト満塁のピンチを背負った。

しかしそこから3者連続三振を奪うと、タイブレークの10回も1アウト満塁の場面からのスタートだがそこでも無失点に切り抜けた。11回にタイムリーを浴びて敗れたものの、生きの良い投球が目を惹いた。

4年生になると150キロを投げ、リーグ戦では三振を奪いまくるドクターKとして活躍をした。そして大学野球選手権出場を決めると、初戦の九州国際大戦では8回を投げて4安打14奪三振で無失点と注目を集める投球を見せた。試合はリリーフした投手がタイブレークで失点し敗れたものの、視察したプロのスカウトからも高い評価を得た。

ドラフト会議では東京ヤクルトなどが注目するもののドラフト6位で横浜DeNAが指名をした。

契約を交わした尾仲投手は「これからが本当の勝負になる。頑張らなければいけない、という気持ちになった」と話した。非常に意識の高い投手だと思われ、今永投手のような140キロ中盤の伸びるストレートと、鋭く曲がるスライダー、そしてテンポの良いピッチングは非常に期待される。「三浦さんのような投球術を身につけて、息の長い投手になりたい」と話した尾仲投手、個人的には即戦力と考えている。

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 「これからが本当の勝負になる。頑張らなければいけない、という気持ちになった」。身長1メートル71と小柄ながら、最速150キロの直球と切れのあるスライダーが武器の本格派右腕。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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