横浜DeNA、ドラフト2位指名の東海大北海道・水野滉也投手と仮契約

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横浜DeNAはドラフト2位で指名した東海大北海道の水野滉也投手と、契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ。

先発かリリーフか

水野投手はサイドスローから147キロの速球と、左右に鋭く曲がる変化球を持つ投手で、札幌日大、東海大北海道でプレーした。大学では1年春から登板し、4年生となった今年春は5勝0敗、防御率0.21を記録、秋のリーグ戦でも5勝0敗を記録した。

そして日米大学野球の侍ジャパン大学代表にも選出されるとリリーフとして登板し、第3戦では3回途中から3イニングをノーヒット4奪三振3四死球で無失点に抑えた。しかし第4戦は4回途中から登板するも2/3回で3安打を許して3失点した。

先日行われた明治神宮大会では大会前に高熱を出すなど本調子ではなかったが、5回途中から登板して5回5安打8奪三振1失点と好投、しかし日大戦では先発を任されたものの2回2/3を投げて8安打4失点と結果を残せなかった。

リーグ戦の成績と代表や全国大会での成績に開きがある。これがレベルの差なのか、それとも1週間を空けて登板するのと、2日続けて登板することが難しいのか。それによっても先発かリリーフかの使い方が決まってくる。174cm75kgと体も大きくなく、1年間を通して投げとおす体力も付ける必要がありそうだ。

ただしサイドから鋭く曲がる変化球はプロの打者でも手こずる可能性もあり、期待される。水野投手は明治神宮大会で敗れた翌日、横浜スタジアム周辺を散策し「市内を歩くと、ファンに愛されているチームだと感じた。先発を任されるなら10勝を目指して頑張りたい」と話した。

「市内を歩くと、ファンに愛されているチームだと感じた。先発を任されるなら10勝を目指して頑張りたい」

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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