横浜DeNA・高田GM、田嶋と清宮で最後まで悩む

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横浜DeNAの高田GMは、清宮幸太郎選手のプロ志望表明を受け、「大歓迎です」とコメントをした。筒香選手の後と見ている清宮選手だが、JR東日本の左腕・田嶋大樹投手にも触れ、チーム状況で1位指名を決定することを示した。

投手か野手か

高田GMは筒香選手の後継者を育てることを第一に考えており、この日も「筒香の後のことを考えると清宮。日本人で早々出てこない。だから清宮というのが出てくる」と話した。

4番としてチームを引っ張る筒香選手だが、一昨年のオフにウインターリーグに参加し、スペイン語など外国語も話しており海外でのプレーも視野に入れている。チームを優勝さえるという目標が達成されれば、海外移籍の可能性が考えられる。そこまでに後継者となる4番バッターを育てる必要があり、できれば筒香選手がいるうちにそのプレーや姿を後継者に見せておきたい。

しかし現時点ではレフト筒香、そしてファーストには素晴らしい活躍を見せるロペス選手がおり、5番・サードで宮崎選手なども固まっている。ポジション的には清宮選手を獲得してもすぐにプレーできる所がない。

投手ではJR東日本の田嶋大樹投手を評価しており、高田GMも「田嶋もいい。ローテに入る可能性のある選手にいくのか、その時のチームの状況による。最後まで悩むと思う」と話した。

チーム事情としては左腕は石田健大投手、今永昇太投手、濱口遥大投手と3枚が揃った。しかし、今年は石田投手が不調だったし、濱口投手には来年は研究もされるだろうし2年目のジンクスは考えられる。田嶋投手はローテーション入りは確実な左腕と言え、次年度以降も安定した成績を残せる投手だと思う。

チームの将来を考えるか、あと少しのところまできている優勝を考えるか、高田GMにも決断の時期が訪れている。

横浜DeNAベイスターズ、過去のドラフト指名一覧

田嶋もいい。最後まで悩む 高田GM スポーツニッポン紙面 2017/9/24
「筒香の後考え」高田GM 日刊スポーツ紙面 2017/9/24
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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