横浜DeNAはドラフト会議で指名した8選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。
横浜DeNA2020年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 入江大生 | 投 | 明治大 | 187/87 | 右右 | 10000 | 1600 | 22 |
2 | 牧秀悟 | 内 | 中央大 | 178/93 | 右右 | 7700 | 1300 | 2 |
3 | 松本隆之介 | 投 | 横浜高 | 188/87 | 左左 | 5000 | 560 | 40 |
4 | 小深田大地 | 内 | 履正社 | 178/88 | 右左 | 4000 | 560 | 44 |
5 | 池谷蒼大 | 投 | ヤマハ | 175/80 | 左左 | 4000 | 720 | 53 |
6 | 高田琢登 | 投 | 静岡商 | 178/77 | 左左 | 2500 | 470 | 56 |
育1 | 石川達也 | 投 | 法政大 | 178/73 | 左右 | 300 | 340 | 101 |
育2 | 加藤大 | 投 | 横浜隼人 | 177/81 | 右右 | 300 | 340 | 102 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・入江大生選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆
体もあり球速も153キロを記録する右腕。ただしこれまでの1位指名の大学生投手で上茶谷投手などに比べると成長途中で、この秋のリーグ戦でも序盤は課題が目立ったが終盤にはそれを修正していた。まだフォームがしっかりと固まっているという感じでもなさそうで、1年目はファームからのスタート、終盤に昇格し、一軍ローテーションに入れば上出来。
1年目は1軍で50イニング登板、2年目に先発ローテーション入りし8勝。
ドラフト2位・牧秀悟選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆
ここぞという時に打ってくれる頼りになる存在で、強打の二塁、三塁手としてチームの中心になりそうだ。ただし同じ右の強打者で二塁手の伊藤選手の他、知野選手、さらには宮崎選手など、近いタイプの選手が多く、まずはそれらの選手を上回る実績を残す必要がある。
1年目のオープン戦で5本塁打くらいを打って開幕スタメン二塁手、1軍で50打点を挙げたい。3年目には3割20本塁打100打点。
ドラフト3位・松本隆之介選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
体に恵まれ、150キロをこす速球を投げる。高校ではまだ安定して投げられた期間が短い印象で、体力&技術が必要となる。常時140キロ後半を投げ、得意の低めの変化球で空振りを奪えるようになれば楽しみ。
1年目はファームで50イニング登板、常時140キロ後半。3年目に1軍で5勝。
ドラフト4位・小深田大地選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
千葉ロッテ・安田選手と比べ、長打力よりも打率を残して上に行きそうな選手。選球眼がよく、珠の見極めが素晴らしく、しっかりと捉えて強い打球を弾き返す。1軍出場のためには守備がポイントとなるため、守備をしっかり鍛えたい。
球団としては来年33歳になる宮崎選手を意識した指名だったと思う。1年目はファームでサードで80試合に出場し、2桁ホームランを打ちたい。4年目に1軍のサードのレギュラー出場。
ドラフト5位・池谷蒼大選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
球速は140キロ前後でプロ1軍のレベルだとやや遅い。ただしフォームや回転数で抜けたものがある。もう一つ、都市対抗では3者三振の投球もあれば、四死球を出して失点し降板という投球も見せた。高校卒3年目でまだ素材型という所、対左の強打者用として、砂田投手のイメージで育ててゆきたい。
1年目はファームで40試合登板、2年目に1軍の左のリリーフで50試合登板。
ドラフト6位・高田琢登選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
評価としてはドラフト3位の松本投手と同じ位のイメージ。タイプとしては高田投手が今永投手に近いイメージで、今永投手も指導するのが楽しいのではないかと思う。常時の急速は140キロ前半なので、今永投手のように140キロ後半に持って行ければ、エースになる可能性があると思う。
1年目にファームで30イニング登板し、できれば最終戦にも1軍で登板、3年目に1軍の先発として6勝。
育成ドラフト1位・石川達也選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
東京六大学では故障もあり結果を残すことはできなかったが、春先はすごい投球をしていたようだ。池谷投手に近い球質でパワーピッチングもできる事から、池谷投手との競争になり、大学生だったため育成指名にだったが1年目から支配下登録もありそう。
1年目にファーム40試合登板、2年目に1軍の左のリリーフで投げ、50試合に登板。
育成ドラフト2位・加藤大 選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
下半身を意識した投球フォームで、体はそれ程ではあるが140キロ台の勢いのある球を投げる。体重を82kgくらいにしてまずは150キロ到達し、中川虎大投手や宮城滝太投手のようにファームで実績を作りたい。
1年目はファームで10試合登板、3年目に支配下登録。

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