横浜DeNAは、ドラフト2位で指名した法政大の篠木健太郎投手と、契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約を交わした。2002年度生まれの同学年に「負けたくない」と話した。
担当スカウト「まだまだこれから進化する」
篠木健太郎選手は、「同級生が活躍していて燃えるものがあった。やっぱり同年代には負けたくない気持ちがあります」と話す。今年3月には侍ジャパントップチームに、同じ大学3年(3月時点)の金丸夢斗投手と中村優斗投手が参加し、完全試合リレーの一人として活躍を見せていた。金丸投手は中日、中村投手はヤクルトに指名され、同じセ・リーグのライバルとしても負けたくない。
また、横浜DeNAに昨年のドラフト1位で入団した度会隆輝選手も2002年度生まれの同学年で、木更津中央で注目されていた篠木投手と、横浜高校で注目されていた度会選手は「友達の友達」と話す。ドラフト指名後に「来年からよろしく」と連絡すると、「おーよろしく」と返信があったという。
東京六大学では49試合に登板して14勝12敗、275回1/3を投げて238奪三振を記録している。3年時に157キロを記録したものの制球に苦しむような時期もあったが、今年は春から先発として安定感ある投球をみせ、春は3勝3敗、秋は3勝2敗で1戦目と3戦目を投げるエースとして投げぬいた。
担当した河野スカウトは「まだまだこれから進化する」と話し、150キロ後半の速球も投げられると思うが、今年のように変化球を投げて抑えながら勝てる投手となるのか、それとも3年時に目指していたと思われる150キロ後半の速球で圧倒して抑える投手になるのか。
篠木投手は、「圧倒的な成績を残せるピッチャーになりたい。理想はそこを目指してやっている。開幕から1年を通して、勝てる投手になれるように頑張っていきたい」と話し、両方を目指すと話している。圧倒的な速球で勝てる先発投手になって欲しい。


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