浜松開誠館の左腕・松井隆聖投手は摂南大で153キロ目指す、東都リーグの大学や社会人チームの誘いを断り

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浜松開誠館の左腕エース・松井隆聖投手が、摂南大にスポーツ推薦で合格した事がわかった。「頑張って153キロを目指したい」と話し、将来は社会人野球でのプレーを目指す。

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先輩捕手を追いかけ

松井隆聖投手は179cm82kgの左腕投手で、最速138キロの速球とスライダーを投げ、エースとして投げていた。東都リーグの強豪や社会人チームからの誘いもあったというが、摂南大学を受験し、スポーツ推薦で合格が決まった。

摂南大学は今秋は、阪神大学リーグの東部2部リーグで全敗して最下位に沈んだ。それでも松井投手は、1学年先輩で捕手の森口謙太郎選手を追いかけ、摂南大に進学することを決めた。「頼れる先輩の下でまた野球がやりたかったんです。自分のことを一番分かってくれていて、森口さんに育てられたと思っています」と話した。

森口捕手は昨年、プロも注目した新妻恭介捕手(中央大)がいた事もあり、控え捕手としてブルペンなどで後輩の松井投手なども球を受けていた。

松井投手は2年夏の静岡大会では浜松商を完封するなど3試合21回を投げて19奪三振2失点と好投し、甲子園出場に貢献をした。しかし甲子園の登板は無かった。昨年覇者として迎えた今夏の静岡大会は、初戦で強豪の常葉大菊川と対戦し、先発したものの2回0/3で3安打4失点で降板すると、試合も3−11で大敗した。「独りよがりになっていました」と話す。

高校時代は「球が速くないのに抑えられる所」を持ち味と話していたが、高校で球速を15キロアップして138キロとなった。大学でも同じく15キロアップをし「頑張って153キロを目指したい」と話す。

松井投手と森口捕手のバッテリーで摂南大がまずは2部リーグの優勝、そして1部リーグでプレーするようになる頃には、プロも注目する投手となっているだろう。しかし、将来は社会人野球でプレーするのが夢と話す。どのような野球の道を進むのか、注目したい投手だ。

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浜松開誠館エース左腕松井、大学で153キロ ー スポニチ静岡版

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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