オリックスがスカウト会議、大阪桐蔭・根尾選手など約300人をリストアップ

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オリックスは7月3日、京セラドーム内の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト候補、約300人をリストアップした。

大阪桐蔭・根尾選手など

オリックスは高校、大学、社会人などの候補を約300人をリストアップ、高校生では大阪桐蔭高の根尾昂内野手、藤原恭大外野手ら、大学生では東洋大の上茶谷大河投手、梅津晃大投手等を上位候補として挙げた。

長村球団本部長は「これから都市対抗もあるし、地区予選もある。進路希望のこともあるので」と話し、今週末より本格的に開幕する高校野球の地方大会や、都市対抗本戦の前に、マークする選手の確認を行った。

指名選手は?

オリックスは山岡投手、田嶋大樹投手と2年連続で社会人NO.1投手を獲得し、ローテーションに入っている。山岡投手が2勝7敗と結果を残せていないが、田嶋投手は6勝3敗と結果を残している。

投手以外では、ルーキーの福田選手も何とか定着をし、課題だった内野手は、福田選手、西野選手、安達選手で固まりつつある。しかし攻撃面を見るともう少し怖さのある日本人打者が必要で、若くて攻撃面でも期待できる内野手や、吉田正尚に続くスラッガー候補がほしい。

昨年はスラッガー獲得のチャンスだったものの、田嶋投手を優先した。今年はスラッガー候補は多くないが、まずは将来、チームの中心になるような内野手として、根尾昂選手、小園海斗選手、明秀日立の増田陸選手が候補に挙がってきそう。スラッガータイプでは智辯和歌山の林晃汰選手、また外野手では藤原恭大選手や立命館大の辰己涼介選手も1番バッターとしてチームを強くしていける存在だろう。

ただし、投手陣がまだ足りないという事であれば、上茶谷投手、梅津投手、甲斐野央投手、松本航投手などが挙げられる。準本拠地である兵庫出身の小園選手、甲斐野投手、松本投手、辰己選手などは狙いたいところだ。

チーム状況を見て、来年に向けて、また投手陣完成のための総仕上げとして、投手の補強を選択するか、または将来のチームを考えて、内野手・外野手の補強に行くか注目したい。

オリックスバファローズのドラフト会議

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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