中日が亜細亜大・田中幹也選手、天理大・友杉篤輝選手を即戦力内野手としてリストアップ

中日が、亜細亜大の田中幹也選手、天理大の友杉篤輝選手を、即戦力の内野手候補としてリストアップしていることがわかった。

能力が高い

亜細亜大の田中幹也選手は、今春のリーグ戦で1試合6盗塁など11盗塁を記録した。大学野球選手権でもこの日の名城大戦で4打数2安打2盗塁を記録、1回にはセンター前ヒットで出塁すると、内野ゴロの間に二塁に進み、1アウト1、2塁となってから重盗を決めて3塁に進んだ。

この日は中日が都内でスカウト会議を開いたが、音チーフスカウトは8日に田中選手を視察しており、「能力が高くてスピード感がある」と評価していた。また、天理大の友杉篤輝選手も評価をしており、共に即戦力の遊撃手としてマークをしているという。

京田選手が不振などで2軍に行き、その後、ショートには三ツ俣選手、高橋周平選手、溝脇選手などが起用されているが、定まっていない状況となっている。昨年は外野手を中心にドラフト会議で選手を獲得したが、今年は即戦力の遊撃手として、田中選手、友杉選手の指名がありそうだ。

この日に東京都内でスカウト会議を終えた中日の音重鎮チーフスカウトは、8日の初戦を視察して「能力が高くてスピード感がある」と高評価。さらに同じく全日本大学野球選手権に出場していた天理大のプロ注目の遊撃手・友杉篤輝内野手（4年・立正大淞南）とともに即戦力候補としてリストアップした。