佐藤世那、平沢大河、仙台育英が神宮大会制す!

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 明治神宮大会高校の部は決勝戦が行われ、仙台育英が浦和学院に4-1で勝利し優勝した。プロ注目のエース・佐藤世那投手と中心打者・平沢大河選手がチームを引っ張った。

平沢大河選手が一発

 平沢大河選手はこの日、遊撃手として好守備を見せると、3回には初球をフルスイングして2ベースヒットを放つと、7回にはチャンスで打席が回る。ここで浦和学院はこの日先発を回避していた江口奨理投手をマウンドに送る。

 平沢選手など仙台育英は江口投手の攻略に準備をしており、平沢選手も「やっと来た」と言う通り、3球目のカットボールを右中間スタンドに放り込んだ。高校通算10号となった。

 この活躍に巨人の榑松スカウトも「スイングスピードが速くて、体格以上のパワーがある。肩もいいです。東北NO1の野手。来年のドラフト対象選手になる」とリストアップをした。

 

佐藤世那投手が16試合目の先発も1失点完投

 エースの佐藤世那投手はこの秋16試合目の先発をし、宮城大会から全ての試合で先発となった。そしてこの試合で13個目の完投勝利を挙げた。7安打を許したものの、フォークボール、スライダーを巧みに使い、8つの三振を奪った。

 視察した千葉ロッテの井辺スカウトは、フォークボールを駆使する高校生投手について「なかなかいない」と評価をしていた。

 

来春の主役

 これで佐藤投手、平沢選手の仙台育英が来春の主役になる。また捕手の郡司裕也選手も4番を務めて鋭い打球を見せ、守りでも佐藤投手のフォークボールを体で止め安定感があった。今大会に出場した捕手の中では際立った。

 仙台育英が勝利した事で東北勢は3校となる。東北大会では優勝の仙台育英、準優勝の大曲工はセンバツ出場がほぼ確実。ベスト4には八戸学院光星と鶴岡東が出場していたが、仙台育英に敗れた八戸学院光星が有利とみられる。

 マウンドにできた歓喜の輪。その中心には代理の主将・平沢がいた。1点リードの7回2死二塁、直球を右中間へ2ラン。「入ってくれて、ほっとした」。プロ注目の強打者は笑みをこぼした。

仙台育英 2年ぶり神宮制覇 日刊スポーツ紙面 2014/11/19

 

 自慢は2種類のフォークだ。カウントを稼ぎたい場面では小さな変化。三振を奪いたい時は落差を大きくした。視察したロッテ・井辺スカウトは「(フォークを操る高校生は)なかなかいない」と舌を巻いた。

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