巨人の水野スカウト部長が、センバツに出場した選手について評価し、市和歌山の米田天翼投手、大阪桐蔭の川原嗣貴投手、九州国際大付の野田海斗捕手などの名前を挙げた。
水野スカウト部長
水野スカウト部長は、大阪桐蔭の川原嗣貴投手について、「コロナの影響で、練習や対外試合に制約を受けながら迎えた大会。パフォーマンスの向上が難しい状況にあったと思いますが、大阪桐蔭・川原は成長を見せました。真っすぐに力があり、変化球も使える。制球力も光りました。」と話し、投手・野手共に結果を出すのが難しかった今大会で、成長を感じさせた選手と評価した。
また、市和歌山の米田天翼投手は、「ボールに力強さがありました。」と評価、故障明けで13回を投げ抜いた近江・山田陽翔投手も「自信になる投球だったと思います」と評価した他、浦和学院の宮城誇南投手を「左投手でコントロールがいい点が魅力。」と、鳴門の冨田遼弥投手を「球のリリースが強いサウスポー」と評価した。
さらに、188cmのサイドハンド投手、天理・南澤佑音投手については、「球がより強くなった印象。」と評価、さらに横手投げでは、和歌山東・麻田一誠投手にも「面白い存在です。」と評価した。
野手では「捕手に好選手がそろっていました」と話し、「大阪桐蔭の松尾汐恩選手は動きが良く、九州国際大付の野田海斗捕手はNO.1の強肩、浦和学院の高山維月選手も飛ばす力が目を引きました」と話した。
来年のドラフト候補、花巻東の佐々木麟太郎選手については、「結果こそ出ませんでしたが、スイング自体は良かった。今後の成長が楽しみです」と話した。
岸スカウト
また、岸スカウトはこの日登板した鳴門の冨田遼弥投手について、「自信を持って投げられていたし、制球力も去年に比べて良くなっていた」と評価した。


188センチサイドという珍しいタイプの天理・南沢は、球がより強くなった印象。横手投げでは、和歌山東・麻田も面白い存在です。
浦和学院・宮城は、左投手でコントロールがいい点が魅力。鳴門・冨田は、球のリリースが強いサウスポーでした。
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